話しは変わりますが、カウンセリングでは「母性カウンセリング」と「父性カウンセリング」があります。
「母性〜」は母のような優しい愛で包み込むカウンセリング。
「父性〜」は父のように厳しく論理的にカウンセリングを進めていきます。
ほとんどのケースは「母性〜」で解決します。
しかし、一部には「父性〜」が必要な場合があります。
それはクライアントが精神的に未熟で大人になりきれていない場合。
以前、中学校で校内暴力が社会問題にもなった時期がありました。
文科省も問題視して各学校にカウンセラーを派遣したのですが、その派遣されたカウンセラーが「母性カウンセリング」を中心にカウンセリングをしたために、更に学校が荒れてしまったという事例もあります。
精神的に成長していない学校で暴れている中学生に対してただただ、優しくしていても解決しないのです。
解決の近道は「父性カウンセリング」として論理的に厳しく、相手の成長を願ってダメなものはダメと徹底的に伝えることです。