11月10日に行政の方に相談へ行きました
聞き来たいことや相談する事、息子の行動はノートに記録して、それをもとに相談してきました。
1時間程度相談の時間があり、ネットゲームにはまる理由や、治療の方法、ネット依存専門の病院などの情報を得る事ができました。相談した方に、息子のネットゲーム依存にはまった経緯について、記録や息子の行動をもとに聞いたところ「現実逃避での依存の可能性がある」とのことでした。
その上で、適切な治療のためには
息子がハマっているネットゲームのギルドとの関係を考える必要もある。と言われました。息子が、その言葉を聞いたときに怒り出したので、そこで相談は中止になってしまいました。次回の相談の予定はまだありませんが、ネット依存専門の病院に電話をしてみたいと思います
また、息子の高校の担任の先生とスクールカウンセラーの方に、時間を作っていただき、今日の午前にお話ができました。今回の話し合いでは、再登校をあまり深く話さず、ネットゲーム依存の相談となりました。
その相談では、まず、スクールカウンセラーの方が、息子にネットゲームにはまった経緯を聞ける範囲で聞いて、その後、スクールカウンセラーの方から、ネットゲーム依存の症状についての情報と、息子から話を聞いた結果「いじめと関りがあるのではないか」との、見解をいただきました。そして、担任の先生が「いじめの加害者の生徒と対面する時間を作ってみては?」と提案してきました、息子に安心してもらうには、いじめた本人が反省していることを見せる必要があると、思ったようです。今、そのいじめの加害者生徒との対面は、日程を調整していますが、おそらく11月中には、と言われました。
学校の面談の後、家族揃っての外食をしました。家族揃って、ご飯を食べるのは、何カ月ぶりだろう、と私たちは喜んでいましたが、息子はあまり喜んでいませんでした。家に帰ったのは午後3時くらいでした、何も言わずにネットゲームを始めてしまい、今日は大事な日だから徹夜する、と徹夜宣言までされました。
息子が、ゲームしているとき、私たちは夕飯を食べてました、そしたら、息子が私たちに、携帯でメールを送ってきました。食事を中断して、メールを見ると
「お父さんとお母さんは、僕の事を
どうしたいんだい?ゲームを辞めさせたいのかい?最近面談とか相談とか多いけれど、なんで?、僕はいじめで
死にたいと思ったいる時に、救ってくれたのがネットゲームなんだよ、邪魔しないでくれる?」って書いてありました。
息子は、いつもの一人称に「俺」を使いますし、もっと、言葉は雑で人を傷つける事も普通に言ってしまうような子なんですが、とても丁寧に書いてあって、一人称も変わっていました。いつもなら、怒り狂って、暴力をふるうのに、今日はやけに静かでした。
部屋を覗くと、誰かと電話しながらゲームをしてました。その時の一人称は僕でした。口調もやけに丁寧でした。私たちは「息子はゲームの世界に行ってしまったのか・・」と思いました。ゲーム内の人格の使っている口調と私たちに送ってきたメールの口調が同じだったからです。
ついさっき、部屋でゲームをしてる息子から電話でメールがあり、これからは、メールでしか話さない、僕を理解するまで。とだけ書いてありました。息子の部屋は、鍵がかかっていて、開けられませんでした。息子の部屋のドアをたたくと、うるさいよ。とメールが来ました。
息子は何で、ここまで悪くなってしまったんでしょうか。面談や相談の予定を詰め込みすぎて怒っているでしょうか。
夫が、お前はいじめで辛かったんだよな とメールで送信しても、そんなに簡単じゃない、僕は頼れる仲間を見つけたんだ、恋人もできたんだよ。って返信されたそうです。
無理に話しかけるのは危険かもしれませんが、息子と一言でもいいから、部屋の外で話してほしいんです。ですから、今夜は少し頑張ろうと思います。
いままで、いじめでネットゲームにはまることをそんなわけがない、とバカにしてきましたが、今回、とても分かりました。
息子が直接話す条件にしている
「僕を理解すること」の助けになるかもしれないので、先生にできる限りで聞きたいことがあります。
いじめでネットゲームにはまり、頼れる仲間を見つけたときの気持ちって、どんな感じなんでしょうか。先生なりの解答をお聞かせください。私たちも、考えます。また、近いうちに報告します。