ご主人、はじめての挫折を味わっているのですね。
これすらプラスに捉えましょう。
なぜならが、挫折を知らない人は、挫折を乗り越える喜びを知らないわけですから。
ご主人は「挫折を乗り越える喜びを得る」という権利を得たのです。
その点でいえば、前会社に感謝・・・ですよね。
大学の付属校に入学したのに、推薦にもれ、1年後、浪人を得て、その大学に入学。高校の同級生は皆先輩。
こんな方を知っています。
最初は恥ずかしかったとのこと。
でも、大学の教科書はすべて1学年上の友人から無料でもらい。
入部したサークルでは素敵な彼女と出会ったそうです(後の奥様)。
ストレートに大学に入学していたら、おそらく高校の仲間でつるんで、そのサークルには入らなかったと振り返っています。
浪人したからこそ、素敵な方との出会いがあったのですね。
また、1年遅れての就職活動でしたが、いわゆるバブル期での超売り手市場。
受けた会社はすべて内定という良い時期だったそうです。
ただし、入社した会社は当時社会で叩かれている会社だったそうです。
営業職で入社した彼は、訪問先でつらい思いをしたそうです。
「あれだけあった内定先からその会社を選んだことを当時は後悔した」と言っていました。
しかし、その会社は今では「人材輩出企業」として、その会社で働いていた経験者は現役・OB含め一目置かれる存在として見られる会社です。
その後、退職し、起業するものの、10年で業績不振のために会社をたたみます。
しかも私生活では離婚も重なり、その際も相当精神的に参ったそうですが、その後転職した会社では、起業した経験を活かし、転職先の会社の社長秘書として信頼を得て活躍しているそうです。
長々と書いてしまいましたが、その挫折は次のステップの助走なのです。
大きくジャンプしようとすればするほど、深くかがみますよね。
いつかご主人に伝えてみてください。