オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの使い方。
もう少し詳しくお伝えしますね。
上手な質問をして、楽しい雑談ができる聞き上手なる秘訣です。
雑談で相手に質問を投げかけるとき、気にしてほしいことがあります。
それは相手にとって答えやすい質問かどうかです。
相手にとって答えやすい質問をすれば会話は盛り上がります。
答えにくい質問をすれば会話が途切れてしまう可能性もあります。
一般的に質問は大きく分けて2種類あるといわれています。
それが「オープンクエスチョン」、「クローズドクエスチョン」と呼ばれています。
オープンクエスチョンは、質問された人が思ったことを自由に答えられる質問です。
オープンクエスチョンの会話例1
「学生のころ部活は何をやっていたの?」
「テニス部だった」「バスケ部だった」「帰宅部だった」と回答は複数あり限定されていません。
オープンクエスチョンの会話例2
「こないだの映画どうだった?」
「面白かった」「つまらなかった」「このシーンに感動した」と回答は自由にできます。
クローズドクエスチョンは、イエス、ノーで回答できるような答えが限定されてしまう質問です。
クローズドクエスチョンの会話例1
「昨日は勉強したの?」
勉強したか?の質問の回答は「イエス」「ノー」の二つに一つです。
クローズドクエスチョンの会話例2
「血液型はA型でしょ?」
A型だったか?の質問に回答は「イエス」「ノー」の二つに一つです。
では、雑談を楽しむときは、オープンクエスチョンと、クローズドクエスチョンのどちらを使って質問すればいいのでしょうか?
答えは、会話する人たちのとの、親しさの度合いによって使い分ける…です。
オープンクエスチョンと、クローズドクエスチョンのメリット、デメリットをはこんな具合です。
【オープンクエスチョン】
メリット
どんな答えも許されているため、どんどん話が広がり盛り上がる。
デメリット
答えが自由な分答えにくい。特に余り親しくない人にオープンクエスチョンで質問された場合、自分の情報をさらけださないといけないことも多く、打ち解けてない人に対しては向いていない。
親に反抗的な態度を取る子どもにもみられる傾向です。
【クローズドクエスチョン】
メリット
イエス、ノーのように答えやすい。
デメリット
話に広がらずにすぐ終わってしまう。
雑談を楽しく盛り上げるためには、オープンクエスチョンの方が、会話が広がるし、いろいろな話のネタも出て楽しいでしょう。
しかし、あまり親しくない人に対しては、相手のことも考慮して、答えやすい質問、クローズドクエスチョンから質問してあげるといいでしょう。
親しくなってきたら、少しずつオープンクエスチョンに変えていけば、相手と打ち解けるのも早くなります。
これからもコミュニケーションの取り方を少しずつご伝授しますね。