ご無沙汰していました。息子は私の手紙を読み、そのままゴミ箱に捨てていました。でも読んでくれたのでとりあえずは「よし」と考えることにしました。
あれから退学し、1週間が経った頃、息子はアルバイトも決まっていないのに友達の家に無断外泊をし、主人から「そんなにこの家がイヤなら出ていけ!」と怒鳴り、息子は「そんなに俺がイヤなら出て行くよ」と売り言葉に買い言葉のようにして鍵を置いて出て行きました。お世話になっているところはわかっておりました。そのお宅と同じマンションに住んでいる仲間のお母さんから何かとメールで連絡はもらっていましたので子供の様子はだいたい把握していました。
その後主人も私も一切息子に連絡をせずにほっておいたところ、8日目に突然帰ってきました。「家出してごめんなさい。父ちゃんと母ちゃんの大切さがわかった。」と少しは反省しているようでした。お世話になっているお宅のご両親にも早く帰宅するようには促されていたようでした。
息子はアルバイトが決まり、今月から働くことになりました。しかしながら朝8時半と早い出勤なので正直親としては続くか微妙なところだと思っています。
本人はやる気を持っているので、今は見守っていくつもりです。
息子は歌手の夢を持ちつつも、夢が叶わなかったら・・・とも少しは考えているようです。そしたら高卒の資格がないとこれから生きていくのは厳しいと少しは心配しているみたいです。父親に本音を漏らしていました。主人もその言葉を聞き、今はアルバイトを見つけたのでそれを頑張って、夢に向かって生活を立て直し、それで夢が叶えられそうにならなかったら高卒の資格を取るために考えたらいいんじゃないかと話していました。
今は目の前のアルバイトをがんばることを応援していこうと思っています。