おはようございます。
運動会準備日、運動会と続いて振替休日が二日。秋分の日も挟み、息子は大型連休の最終日です。
先ほど、サッカーの練習に出発しました。
前回のアドバイス、本当によく解ります。実践するのは、頭で解っていながらもなかなか難しいですが…。
家の場合も、息子が学校へ行けなくなって苦しんでいる時、
「お母さん、僕って常識じゃない?」
「どうして?」
「だって学校へ行ってないから…」
こんなやりとりがありました。
息子は世間一般の考え(常識)が親の考えだと感じ、自分を責め、一人で苦しんでいたのだと思います。
「常識ってなに?お母さんは、ここからここまでだっていう常識の境目がわからないよ。誰がどうやって決めるの?あなたを常識じゃないっていう人が居たら、その人が間違っているよ」
息子は安心したようでした。
私も正直、息子が体調を崩し始めた頃は、「しんどい」という息子を学校へ行かせていました。
病院受診しても特に異常はないとのことで、自分の仕事の忙しさと重なり、「学校へ行かなきゃ。頑張って。」と、登校させていました。
そこでは息子の言う、世間一般の常識みたいなものを守ろうとする自分がいました。職場にも迷惑をかけられないと考えましたし…。
本格的に不登校になり、息子と関わる中で、《息子と私》《子どもと親》という視点で考えると、常識というものなんてとても無力で無意味な気がする…私は、そう考えるようになりました。
息子にとって、社会で生きていく上で必要な事、それは生き抜く力。
親に何かがあっても、生きていく力を
つけてやることが親にしてやれる事だと思いました。
そう考えると、学校はゴールではなく、ひとつの手段であること。
不登校に対して、「世間が」ではなく「私たち親が」どう考えているのか。こんな事を息子にしっかりと伝えるようにしました。
親の思考が変わると、息子も変わりました。発想の転換って、本当に大事だと思います。
不登校の子どもを持つ親として、まだまだ駆け出しですが、沢山の事を共に学びながら、逞しく生きていきたいと思います。
今回も、わかりやすい例を挙げながらのアドバイス、とても参考になりました。ありがとうございました。