はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中3のお子さんに関するご相談ですね。
それにしても、そのいじめは度が過ぎていますね。
既に警察も仲介し厳しく叱られたとのことですが、いじめを通り越して犯罪と言わざるを得ません。
お子さんもさぞ悔しかったでしょう。
そして、GGさんのお気持ちもお察しします。
さて、ご相談(4点)関してのお返事です。
>・胃洗浄は人の人格を変えてしまうほど苦痛なのですか?
・・・我々もこの件に関しては経験がありませんのでいい加減なことは言えません。
色々と調べると胃洗浄は大変な苦痛を伴うようですね。
しかし、それが人格を変えることにつながるのかということは分かりません。
胃洗浄の痛みから人格が変わったというよりも、そのような卑劣な行為(いじめ)を受けた際の心の痛みから変わったのかもしれません。
人格・・・というとその人そのものが変わってしまうようなイメージなので、「他者に対する接し方と自分自身に対する受け止め方に心の変化が生じた」と表現した方が適切だと思います。
>・相手側の親御さんとの話に息子を同伴させようか迷っています、どうすればいいか、先生のお考えをお聞かせください
今の段階で同伴させるのは迷う所ですね。
会ってどう感じるか、何をしでかすかという危惧は拭えません。
なので、何の事前準備もしていないまま会わせるのは止めた方がいいと思いますよ。
しかし、準備をしっかりして会わせることでプラスの効果があると判断できるのであれば会わせるべきです。
その準備とは、例えばお子さんに相手の親御さんに会ってどうしたいのか、なにを求めているのかを聞くこと。
もしも「心からの謝罪の言葉が欲しい」と言うのであれば、それを今度は事前に相手の親御さんにも伝えます。
「心からの謝罪」なので形だけではなく本当に心から謝罪をして欲しいことを伝え、それをしてくれそうであれば会わせる。
会わせて、お子さんが求めていることが実現されればお子さんの怒りの感情も収まり、変わってしまった性格がもとに戻る可能性もあり得ます。
>・今回の胃洗浄がよっぽど大変だったのか何も話そうとしません、どう会話すればいいんでしょうか
先ほども申し上げましたが、今回のことは胃洗浄だけに焦点を当てると的外れなフォローになります。
胃洗浄のことはそれはそれで大変な思いをしたのですから、「大変だったね。頑張ったね」と労いの言葉を掛けてあげるのと同時にお子さんの辛さや怒りを吐き出させるような会話に徹しましょう。
このような時って「何かいいことを言わなければ」と思いがちですが、決して良いことを言わなくてもいいのです。
お子さんが求めていることは良いことを言ってもらうことではなく、「自分の話を聴いてくれる」ということです。
とにかく受容と共感の姿勢で「傾聴」に徹しましょう。
※「傾聴」に関しては次のスレッドにてご説明します。
>・同級生を殺す計画を立てているようです、どのように阻止すればいいのか教えてください
とにかく「やめて欲しい」というメッセージを伝え続けることです。
それは最終的にお子さん自身を大きく傷つけることになるからです。
※メッセージの伝え方もこの後にご紹介します。