わかりました。
そういうことだったのですね。
非行型の不登校は過干渉で命令…ということは間違っていません。
ひと昔前に「校内暴力」というものが社会問題になった時期がありました。
そのときに行政は多くの学校にスクールカウンセラーを派遣しました。
しかし、派遣されたカウンセラーは「母性型カウンセリング」主流のカウンセラーばかりでした。
母性型カウンセリングとは「あなたはあなたのままでいいんですよ」というスタンスでクライアントを受容し共感の姿勢でカウンセリングをする方法です。
もちろん、このカウンセリングは間違っていません。
多くの場合はこのカウンセリング手法で成功するといわれています。
しかし、相手がものの善し悪しも分からない年代(あるいはその要素を持っていると思われるクライアント)には通用しません。
結果、校内暴力は更に悪化し学校は荒れまくりました。
そうですよね。
悪いことをしているクライアントに「あなたはあなたのままでいいんですよ」なんて言ったら火に油です。
そのような場合は「父性型カウンセリング」です。
父親のように厳しく接し、いけないものはいかない、ダメなものはダメと言えるカウンセリングです。
しかし、その大前提は「信頼関係」です。
いくら厳しく接しても相手を信頼していなければなんの効果もありません。
相手と信頼関係を構築するヒントを以下にご紹介しますので参考にしてください。