徹底的にやめる手順
パチンコをやらない決心で「もう2度とパチンコをやらない」といった断固たる決意が必要であると紹介しました。それでもパチンコをやる方が多いですが、そのときに「やっぱりダメだった」と思わないようにしてましょう。断固たる決意と実際の行動は異なります。
やめようと決めた時点で第1歩は踏み出しています。あとは紙に残すのが成功の秘訣で作成した「自分の将来メモ」を片手に、少しずつパチンコを嫌いになっていきましょう。
その間にパチンコをするのを極力、何度も我慢してみましょう。もし、我慢ができずパチンコに手を出しても、「パチンコは私をダメにする悪の根源」だと思うようにしましょう。CMやパチンコ店の宣伝文句に騙されてはいけません。
パチンコをするあなたは必ず損をしています。大負けしてパチンコで不愉快な気持ちになるのも良いでしょう。仮に勝っても「所詮、一時的な意味のないお金。本当はもっと有意義な時間が存在している。偶然、勝っただけで総合で必ず負けるのがパチンコ」と言い聞かせましょう。
とにかくパチンコが生活にも悪影響が出始め、自身が「パチンコ依存症かも…」と思うくらいになると、その人にとってはパチンコは外敵に過ぎません。パチンコの健全性を訴えても、人生のマイナス要因でしかないです。
自分と他人は違いますし、違いがあるから楽しいのです。パチンコは自分にとっては負の遺産であると思い続けることでパチンコを嫌いになりましょう。
また、やめられる期間はパチンコ依存症の深刻度によって異なります。「やめられた!」と実感する度合いには個人差があります。毎週パチンコ店に足を運んでいた方であれば、1カ月やらないだけでも「やめられた!」と実感するかもしれません。
しかし、それはパチンコを避けているからです。本当にやめられると実感できるのは、「パチンコに行こう」と誘われたときに、何の興味も持たない自分に気づくときです。
3カ月ほどパチンコをやめても、その後にパチンコをしてしまうと後悔することになります。恐らく、後悔して、またやめようと思うでしょう。
ただ、あなたが本気なら徹底的にパチンコに関する情報を削除することが、パチンコ依存症から抜け出す近道です。パチンコを避けるためにもパチンコに関する情報を遮断しましょう。
友人からの誘いは断ることを想定しておきます。パチンコ店がある帰り道は避けるようにします。駅前で配っているティッシュは受け取りません。会社でのパチンコネタは上から目線で受け流します。コンビニのパチンコ情報誌は読みません。
パチンコ店の会員の方は今すぐ削除してください。パチンコ店から携帯電話に送られてくる「有益な情報」は、ただのカモにエサをあげているだけです。パチンコは負けることが前提であるのを忘れないようにしましょう。
会員カードは捨てましょう。自分がパチンコを連想させるようなモノ、例えば、パチンコのゲーム、携帯電話のアプリ、キャラクターグッズも捨てます。
徹底することが大切です。とにかく、自分がパチンコで損をしていると気づいているのであれば、パチンコに関連するものは全て罪深き存在です。パチンコ依存症に比べれば、たいした価値はありません。
パチンコの情報はシャットアウトし、パチンコのあった非日常から日常へと活動の場所を移していきましょう。