幼稚な要求に対する対処法としては、こちら側はあくまでも幼稚ではない対応が求められます。
交換条件を出されても「ダメなものはダメ」だけだと相手は納得しません。
もちろん、大前提のスタンスとして「ダメなものはダメ」という考え方は大切ですが、「では、なぜダメなのか」を理論的に説明できることが求められます。
その際には相手の要求の交換条件を混合しないこと。
例えば「もう悪いことしないから、友だちの家に外泊させて」という要求。
「もう悪いことしない」と「外泊」を一緒にすること自体がナンセンスなのです。
「悪いことしない」は当たり前であって、だからと言って「外泊」を認めるわけにはいきません。
理詰めで話して理解させるしかないのです。