こちらこそ、早速のお返事…ありがとうございます。
今までのやり方を、対応などを変えたいと思われているのですね。
とても素晴らしい考えです。
今までどのようなやり方だったか…?
もしかしたら、キツイ怒り方をしてたり、娘さんに対してただただ感情をぶつけていただけなのかも知れませんね。
(…間違っていたらごめんなさい)
時にはキツイ言い方になってしまうのは悪いことではありません。
でも、これからお伝えすることをちょっとだけ頭の片隅に入れていただければ「対応が変わる」かも知れません。
まず「怒る」ではなく「叱る」です。
「怒る」とはただ感情をぶつけるだけ。
相手には何にも伝わりません。
むしろ心の距離は離れるかも知れません。
「叱る」は相手の立場に立って自分の思いを伝えるということです。
たまたまちょっと言い方がキツクなるのがそれです。
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく
「何が伝わったか」が大切です。
そうすることで子どもに対して
自分は親にどれだけ大切に思われているかを実感させてあげてください。
それを伝えるには「言葉」が大切です。
「これは言わなくても分かるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」
…まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使って。。。
相手に思いを伝えたいとき!
「Iメッセージ」が効果的です。
相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。
「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」
コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。
例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」
「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」
「“お前が”隣の部屋で見なさい!」
こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。
「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」
…これが「Iメッセージ」です。
ポイントは「行動」「影響」「感情」です。
行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困ってるんだよ
その後に
「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。
コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいですよね。
だからコミュニケーションがドッジボールにならないように聴き方に気をつけてみるのもひとつの手段です。
最初はうまくいかなくて当然です。
でも少しずつ試してみてください。
「あれ?最近お母さん変わったなぁ?」
…そう思ってもらえたらしめたものです。
そして、いつかは娘さんの「自立」を目指しましょう!
そのヒントをこれからここでお伝えします。
今回はその第一回目だと思ってください。