家を離れることは諸々の条件から現実的ではないのですね。
ではその案は止めておきましょう。
ふくママさんがおっしゃる通り
「今度、暴力を振るったら家を出る覚悟がある」ことは伝えて構わないと思います。
親の「本気度」をどれだけ真剣に伝えられるかです。
「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」…の視点で考えましょう。
息子さんの否定的な言葉は、その否定的な言葉を誰かに否定して欲しい…という気持ちの表れだと思ってください。
「死にたい」と言ってはいるもののそのことを肯定して欲しい人はいません。
「死にたい」→「あなたに死んで欲しくない」
「学校がおもしろくない」→「学校が面白くなるように一緒に考えよう!」
…こんな具合にコミュニケーションを図ってみてください。
コレクションに関してですが中3の男子であれば決して不思議な趣味ではありません。
むしろ、何かを収集することで集中力が高まります。
ただし、その趣味はお小遣いの範囲内で!
そんな家族のルールを設定してみてください。
そのルール決めもコミュニケーションがスタートとなります。
相手を否定せず、まずは肯定から入る。
相手の短所側から見るのではなく長所側から見てあげる。
相手の短所も長所の言葉に置き換える。
その積み重ねが相互の信頼関係の構築につながり親として子どもを導く際に効果的な力を発揮します。
時間を掛けて取り組むことが大切です。