>今は日常会話はするようになりましたが、この先、息子とどのように接していけばよいでしょうか?学校の事は触れない方が良いのでしょうか?
接し方に関しては上記の「親子のコミュニケーション」を参考にしてください。
学校のことを一切触れないというのは不自然です。
ただし無理に学校に行かしたり、学校に行っていないことを誹謗するようなことは控えてください。
>受験を控えて、どうしても学校から受け取らなければならない手紙などがあります。そんな時は、息子へ学校に行くように話さずに、私が受け取った方がよいでしょうか?
そのような場合はまずはお子さんにそのことを伝え、登校して受け取ってくるような提案をしてみましょう。
あくまでも「提案」です。
本人が嫌がるようなら「じゃ〜お父さんが取りに行ってこようか」と聞いてみればいいのです。
これは毎回やってください。
もしかしたら何回かに一回は自分で行くと言い出すかもしれません。
その時まで待ちましょう。
不登校の子どもに接する際に大切なのは「焦らないこと」「待ってあげること」「
不登校は甘えではありません。
いじめ、先生や友人との相性、家庭環境等で心が折れている状態です。
しかし、いまだに不登校に関する理解不足から「甘えている」「根性が足りない」「逃げているだけ」と言う方もいます。
不登校の子どもたちには、部屋から出られない人もいます。
それは、部屋から出ようとしていないのではなく、部屋から出ることができないのです。
怪我で両足を骨折している人に「マラソンを走れ」とは言いません。
走らない人に「甘えている」とも言いません。
どうか「不登校」に関する正しい知識、また不登校の子どもたちに対する「受容と共感」の姿勢で接してください。
そして何よりも優しく接してあげてください。