我々の助言で自信を持って頂けたのであれば嬉しいです。
子育てには「正解」がありません。
「正解がない」ということは、「不正解もない」ということです。
だからこそ、子育てに悩む親御さんが多くいるのでしょう。
ご主人のお気持ちも十分わかります。
時には怒鳴りつけたい気持ちになりますよね。
いつもそれをやっては効果がありませんが、時にはいいのですよ。
要は言葉の内容です。
したがって「出て行け」では何の解決にもならないのです。
経営の神様といわれた松下幸之助は、人材マネジメント(人心掌握)にも長けていたと言われます。
ある日、重要なプロジェクトで部下の一人が業務で大きなミスをしてしまったそうです。
そのプロジェクトは社運を左右するくらいの大きなプロジェクトです。
松下幸之助氏はそのプロジェクトの部屋に駆けつけ、その失敗した部下に対してこう言ったそうです。
「信じていたのに・・・なんでや!」と。
失敗したことを咎めるでもなく、しかし、部下に向かって上記のように怒鳴りつけたのです。
怒鳴られた部下は
「申し訳ございません!
もう一度チャンスをください」と言って、幸之助氏も再チャレンジを認め、2回目には失敗することなく成功したそうです。
「信は力なり」です。
これは会社経営に限ったことではありません。
子育てにも通じるヒントがあるのではないでしょうか。
どうかご主人とも共有して下さい。