思兎さんは、家のことも勉強も一生懸命頑張っているのに、そうではないお姉さんの方ばかりにご両親の愛情が注がれているように感じてしまい、死んでしまいそうになるくらいお辛いのですね。
実際にお姉さんの方をひいきするような言動を度々目の当たりにすると、自分が要らない存在のように感じてしまいますよね。
小学校の頃からリストカットをしないとやっていけないくらいお辛い気持ちを抱えて、よく今まで頑張ってきました。ご自身を責めるのではなく、どうか褒めてあげて欲しいと思います。
ご両親の対応が、兄弟姉妹間で違うという話はよく聞きます。
一方、ご両親はどちらかが好きでどちらかが嫌い、と感じているケースはあまりなく、寧ろ平等に愛しているつもりで、対応の違いに自覚がないことが多いです。
もしかしたら思兎さんのご家庭では、思兎さんは何も言わなくてもやるべきことはちゃんと出来るけれど、お姉さんは出来ないから手をかけなくてはいけない、と思いそれが実際の対応に出ているのかもしれません。
今まで、ご自身のお気持ちをご両親にお話したことはありますか?
少しでも思兎さんのお気持ちが軽くなるよう、お手伝いが出来ればと思います。
どうしたらいいか、一緒に考えていきましょう。