俺は絶対に、イジメを許さない!
人が人を虐げていいはずがない。
体の傷なら時が経てば癒えるけれど、心の傷は、いつまででも残ってしまう。
だから、自分のすべてを賭けて闘う。
あなたも、勇気をふりしぼり、大声で助けを求めるんだ。
勇気を出して告白したのに、教師や親が受け止めてくれなかったら…。
残念なことに、そういう現実があります。
助けを求めて頼った人間に、受け止めてもらえなかっなら苦しいだろう。
哀しくて絶望したくなるかもしれません。でも、相談出来るのは大人だけじゃない。教師や親にはぐらかされたり、相手にしてもらえなかったとしても、仲間がいます。
「イジメが許されるなんておかしい」と考える仲間がきっといるはずです。
同じ想いの仲間を探して、団結するんだ。
そして教師に訴えたらいい。
「イジメがあるのに、なぜ先生は何もしないのですか」
そうしたら、いくら怠惰な教師でも動かざるを得なくなります。
学校の主役は、生徒なんだ。だから、もし大人が頼れないならば、みんなで団結して奮起しよう。「こんな現実、許さない!」と声をあげよう。
大人がダメなら仲間同士で立ち上がろう。
友だちも見て見ぬふりをする。そんな人間は信じられないという人。まずは、ひとりでいいから信じられる仲間を見つけよう。そういう仲間もいない、大人も見てみぬふり…。もしもそうした状態だとしたら、もうその学校に行かなくてもいい。そんな場所でボロボロになって、一生消えない傷を背負って生きていくくらいなら、学校に行く必要はありません。輝きを取り戻すために、別の場所を探せばいいんです。
でも忘れるな。学校に行かないのは、大人も仲間もだれも助けてくれないときの最後の最後の手段です。
まずは闘うこと。声に出して訴えること。
その勇気をもってほしいと思います。