自傷行為をすると、脳内に脳内麻薬様物質という鎮痛作用であったり多幸感を感じる物質が放出されることが研究で分かっています。
つまり、自傷行為には耐えがたい心の痛みを和らげる効果があるのです。
だから次第に自傷行為が手放せなくなっちゃう。
これは短期的には効果があるけど、一時しのぎにすぎず、問題に本質的に向き合えなくなったり、解決することが出来なくなってしまいます。
だから今は自傷行為をして自分を保っているのだろうけど、いつかは根本的な解決方法を考えないと、中々自傷行為が手放せなくて身体がボロボロになってしまう。
だからこそ、まだ日が経っていないうちに、別のストレス解消法と、大きなストレスになっている問題を解決することが大切だと思います。
リストカットをしたい衝動に襲われた時、まずは深呼吸をして、その気持ちを押しとどめる方法をいくつか用意してみましょう。
それは自分の心が穏やかになることであったり、楽しくなることであったり。
歌を歌う、好きなアーティストの音楽を大音量で聞く、外の空気を吸う、走る、なんでもいいです。
そしてその衝動が収まったら、自傷行為がしたいと思ったきっかけについて考えてみてください。
そして、きっかけや自傷行為をした時間や場所や状況をメモに残してみて下さい。
そうすると、自分がどういう時に自傷行為がしたくなるか、傾向が分かるはずです。
傾向が分かれば、きっかけとなるようなシチュエーションは避けるなど、対策を練ることが出来るかもしれません。
あとは、お母さんなど身近な人には、辛い時はちゃんと辛いって言ってね。
制服はブレザーさんは十分に頑張ってるから、休むことも必要だからね。