中学生から不登校、引きこもりの状態ですね。
引きこもり期間は長いですが、22歳ならきっかけがあればまだまだやり直しも十分にきく年齢です。
ただ現在は引きこもりが常態化してしまい、中々家族の言うことが入らなかったり、生活リズムも崩れてしまっているのですね。
まず、このまま何もせずに娘さんが自主的に自立をする可能性は正直あまり高くありません(勿論その可能性もなくはありません)。
社会との接点が希薄な状態が長引けば長引く程、一歩を踏み出すことが非常に難しくなります。
なので、やはり社会と繋がるきっかけを作ることが必要です。
まずは本人が相談や専門機関に繋がるということです。
ご相談内容から推測するに、特に祖父は現状についてかなり否定的ですね?
本人の甘えだと認識しているのかもしれません。
本人を否定してもそれで状態がよくなることはあまりないので、まずは否定をするようなことは、言わないように家族全体でした方がよいかと思います。
勿論暴言や過度な金銭要求など、してはいけないことについては指摘する必ようがあります。
あくまでも、本人が今働けていない状態や容姿についてです。
そして、まずは雑談などコミュニケーションが取れるように心がけるとよいかと思います。
生活リズムが崩れていることもありますが、深夜に行動をするのは、家族に何かを言われることが嫌だからということもあります。
なので、まずは本人の耳が痛くなるような話は避けて、普通の会話が出来るようになることが出来るとよいかと思います。
そのうち本人の気持ちなどが聞けるようになったら、一緒に出掛けてみたり、専門機関への相談に誘ってみたり出来るようになったらいいですね。
とりあえず、長期化した引きもりの場合、いきなり働くことはハードルが高すぎること。
そして現在の状態像を否定したり、急かすだけではあまり効果がないということは念頭に置かれた方がよいかと思います。