気分が乗らないときって、他の偶然に起こってしまった悪いことも何かしら関連付けてしまうよね。
でもこれって単なる思い込みや勘違いだから。
何の因果関係もないことだから。
気分をリラックスさせる方法はいくつかあるよ。
人は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)に刺激を与えてリラックス効果を与えるといいと言われているんだ。
■視覚(見る)
個人的好みはありますが、人がリラックスしやすいのは、自然に近い色、グリーンや茶系です。木目の見えるような板壁か、それに近い色が理想です。真っ白は、清潔感はありますが、不安感や孤独感をまねくこともあります。
■聴覚(聴く)
音楽が心身に与える影響は、注目されています。「音楽療法」と呼ばれるもので、病気の種類によってどんな音楽が適しているのか、わかるようになりました。誰もが自分の好きな音楽を聴くことで、心が楽しくなりますね。
■触角(触れる)
人や外の世界とふれあう感覚は、心身に影響します。夫婦、親子、恋人など、身体的にふれあえる人がいない場合、不安に感じ、病気になりやすい、というデーもあります。人とふれあうこと、あるいはそうしたふれあいを、
イメージしてみることがたいせつです。
■嗅覚(嗅ぐ)
香りも心身の状態と大きな関わりがあります。「アロマテラピー」の「芳香治療」は人気ですね。不安を和らげるラベンダー、鎮静させるジャスミンなどはよく使われます。自然の中の香りが、リラックス効果を高めるようです。
■味覚(味わう)
理想は、季節の新鮮な食材でつくったお料理を、家族と一緒に楽しく、ゆっくり、リラックスして味わうことですね。自然の秩序に合った食事は、心身に大きな影響をあたえます。一人の食事でも、旬のものを選んで食べるなど、できる範囲でやってみましょう。
五感を効果的に使って、リラックス環境づくり、できそうなことから、はじめてみよう。