あらすじだけでお腹いっぱいです…！
すごいです！
推理って面白そうですね…！！
というか推理とか難しくてかけません…w
裏とか気になりすぎて夜しか寝られないんですけど！！
さすがです！！
まじで15分ですねw
クオリティが…w
解説貼りますね！！
そして、解説は10分程度です。（マジか）
解説をみる上で分かりやすくしたお話も貼ります。
不快だったらブラウザバッグさんしてください！
平日の夕方、学校の屋上に侵入
見上げれば空は赤く染まっている
これから自分も血で真っ赤になるだろう
見下げれば自分を誘うような深い色が続いていた
でも空気を読めない綺麗な夕日が自分を照らしていた
死のう、そう決めたのはいつだったか
後悔はしている
でも止めてくれる大切なひとはいないはず
闇に染まった彼の背中を見続けるのは辛かった
この後、彼は死んでしまう
それは分かっていた
あの闇も彼の血と一緒に呑まれていくのだろう
彼の白い顔も、きっとそうなるだろう
悔恨の気持ちが込み上げてくる
彼を止められるのは自分しかいない
自分は後11分の命なんだ
それがどれだけ楽であるか知らないだろう？
自分の存在価値なんか捨てて
家族も友達ももう忘れて
さっさと闇に呑まれよう
彼女のことは少し心残りだけど
好きな花を置いて「さようなら」
嫌な予感がした
彼は今日死ぬと言っていた
そんな冗談に騙されるものかと笑ったけど
私はどこか心の片隅で彼が本気であることを分かっていた
いつ消えてしまうか分からない彼の背中をもう一度、
彼の大嫌いな花を抱えそう願う
だめだった、間に合わなかった
彼の好きな「ハナニラ」は寂しく取り残されていた
泣けなかったのはその花の花言葉が「悲しい別れ」だったからだ
なんでこの花が好きだったの？
諦めたくせに、私も置いて消えてしまったくせに、
どうして？
「ネリネ」を寂しそうな「ハナニラ」の横に眠らせる
「また会う日を楽しみに」
明るい花言葉を持つこの花を彼は花壇で見るたび苦々しそうな顔をしていた
綺麗だな、なんて思ってたけど私もこの花が嫌いだよ
君を殺した花だから
彼女がくると無駄に期待して悲しむより
自分で先に決めた方がいいだろう？
待っていたくなんかないよ
先に逝ってごめんなんて言わないからな
でも＿＿＿
君を待っているから
ツツジの花は朝日に照らされて赤黒く染まることなく
白く光り輝いていた
「白いツツジ」
『初恋』
『『最初に恋した君へ』』
さようなら
