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お悩みNO.25681
ダチュラさん
"好" – 冬編
<<<<<<<彼女side 「 きです」 そう言えたら"これ"はおさまるだろう 今年は雪が降らないのかな なんて考える暇がない 気まずいまま時が過ぎていく そんなの嫌だ このまま走り出して、ドラマみたいに告白したい そんな物語は語らせてくれませんか? 好き   す         き た        い     い   _ __ _ ___          _ ___ _____ __ ___  ___    あ _ _ 雪___? ?    !   冬 <<<<<<<彼side 「 きだ」 "これ"はどんどん自分の中で膨らんでゆく 今年は雪が降らないのかな そうすれば、綺麗な君が見られるのに 気まずいまま_ そんなの嫌だ このまま彼女 _ 君の元へ そんな物語を作らせてください 「好きだ」 唇に乗せたその言葉は冷たい空気を包み込む 彼女はどこまでも美しかった 雪が降る夜 右手に温かみを感じながら_ "好"を伝えた 冬 NO side 今までの気まずさは雪とともに溶けてゆく 繋いだ手から"好"が伝わる 笑った彼女は儚く美しく 安心した彼は雪よりも綺麗な優しさで 今この瞬間、氷のように張り詰めた空気が 優しく溶かされていった 「帰ろうか」とどちらかが呟き「うん」とどちらかがこたえる 絶やされることのなかった笑顔に冷たい風は感じられなかった
投稿日:2022-01-31
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