解説の解説
<の数、着目した方いらっしゃいますか?
<の数は「好意」です。
なので多ければ多いほど"好"に近づいています
また好きという気持ちはもう一つ表し方があります。
それはside一つ一つの長さです。
こう見ると言ってる言葉と矛盾してるところがたくさんあります。
それは葛藤していたりお互いの本当の想いを奥底に隠している証拠です。
秋の彼女sideは最後がおかしなことに気がついていると思います。
「好き」なんでしょ?という心臓の訴えに「ううん」と答える偽りの存在。
気にしないとそう決めたのは彼女ではなく彼女の"偽り"
また同季節の彼sideですが、「好き」と訴える心の奥底と「嫌い」と唱えた過去(夏)の自分が喧嘩をし彼は葛藤をしています。
しかしそんな葛藤を上回るほど美しい彼女に再度惹かれる、それが彼の秋。
冬、彼女side。「好きです」そう言えたら"好き"という気持ちはおさまるのに、と考えています。
設定上この日は学校の最後の登校日です。
ドラマみたいな恋は現実であるわけがないと春は思っていましたが
ドラマのように恋がしたいと冬は思っています。
ここで彼女の心情が大きく変わっていることが読み取れます。
好きという気持ちが渦巻いています。
冬、彼side。「好きだ」と言いたい。
雪の美しさに馴染む君が好き。
今までは保身的な彼でしたがここでは「物語を作る」と言っています。
彼女同様彼にも大きく心情の変化がありました。
右手に温かみを感じるというのは手を繋いでいるということです。
彼は普段保身的でしたがここでは俯く彼女を追いかけ手を取り真っ直ぐに彼女に告白しています。
彼女は嬉しさで笑顔になり彼は今までの片想いの実りに安心しています。
二人は今、冬の寒さを感じないほど幸せです。
これを書いてみて思いました、ハッピーエンドもいけますw
ただ途中バッドエンドっぽくもなりましたね、夏のところw
やっぱ病みがいるんだ…私…←