お久しぶりです。
自分のことをすべて理解している人の方が少ないのかもしれないよ。
ネガティブなことしか浮かばないとのこと。
そもそも現代人はみんなネガティブらしいです。
これは原始時代からのDNAが原因です。
「ポジティブな原始人」と「ネガティブな原始人」
その場合「ネガティブな原始人」の方が生き残りやすいということです。
何故ならば「ネガティブな原始人」は物音一つしただけで、「マンモスや猛獣が近づいてきたのかも知れない」と思い常に最大限の危機を考え、いつでも逃げたり臨戦態勢に入ることが出来るからです。だから生き残る確立は高い。
逆に「ポジティブな原始人」は猛獣が近づいていたとしても、「何か変な音がしたけど気にしないで寝てしまおう」となりやられてしまう可能性が高いのです。だから子孫を残しにくい。
これは現代でも同じことが言えるのではないでしょうか。
今は猛獣に襲われることこそあり得ませんが、受験、就職、出世、恋愛…ちょっと気を抜くと他の人間に食われてしまう世の中です。
それを…「勉強しなくても何とかなるさ」では何とかならないですし、「残業で体調が悪いけど大丈夫」では身体を壊してしまいます。
これは「ポジティブシンキング」という名を借りて、「ストレス」という重大な情報にあえて目をつぶってしまうケースです。
「ポジティブ」というよりも「ノーテンキ」に近いかもしれませんね。
でも、「原始人もネガティブから身体を壊して死んでしまえば生存率は低いのでは?」…という人もいるかもしれません。
ストレスが身体に現れてくるのは40歳を過ぎてからが通常で、原始人の平均寿命の20代ではストレスで死ぬことはないのです。
要するにネガティブな原始人ほど生き残る確立が高く子孫を残しやすい!…と言うことになります。
その子孫が私たち、現代人です。
だからネガティブな考えになってしまうのは当然でストレスを感じて当然なのです。
「自分はネガティブだから」「ストレスを感じやすい性格で」・・・そんなふうに気に病むことはないということです。
「遺伝なのだから仕方ない」・・・そう捉えると楽になりませんか。
ストレスとは人間が理想と現実の間で必死に頑張っている証です。
自分の夢や目標を持っているからこそ、そこにうまくたどり着けない時にストレスを感じる。
それだけ大切に思うものがあるからこそストレスを感じる。
だからストレスを解消できない自分を否定したり焦る必要はないのでしょう。
むしろ、それだけ大事なものを持っている自分を誇るべきではないでしょうか。
ストレスは決して悪いものではありません。むしろ誇りに思って良いのです。
悪いのは、ストレスを「ため込む」こと。
ストレスは感じるがストレスをため込まない人物になりたいものですね。