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お悩みNO.4416
伊藤幸弘教育研究所さん
とみーさんへ
【人目が気になり緊張しやすいを克服する7つの方法】 人から批判されるんじゃないか。 いい加減で不真面目なヤツと思われてるのでは…と、人目を気にし過ぎてしまうことは不登校のお子さんにはよくあることです。 彼ら・彼女らにとって「人の目」というのが怖いのです。 どう見たられたっていいじゃん、そんなの気にしすぎだよ…と言われても怖いものは怖いです。 人前にでると緊張してしまい、まわりから自分はどう思われているのだろう・・・と考えたら、手足がふるえ、声も震えてしまい、あたまのなかは真っ白になるものです。 誰がどんな助言をしても、人の視線というのが怖い、見られるって怖いそう思ってしまいます。 想像しただけでも、気になって仕方なくなる子もいるでしょう。 以下にまったくと言っていいほど人目が気にならなくなる方法をご紹介します。 お子さんへのアドバイスの参考にしてください。 1.人目が気になるたったひとつの原因とは… 2.全員から好かれようとしないこと 3.人の目より、自分の目を変えるべし 4.頭のなかのイメージを変えよう 5.人前で緊張しない考え方を身につけよう 5.他人でなく自分自身を拠り所にしよう 7.まずは身近から。人目に慣れていこう 以上、この7つ。 まずはじめに・・・【1、人目が気になるたったひとつの原因とは…】 なぜ、人の目が気になってしまうか。 それは、 ?人によくみられたい ?嫌われたくない ?他人をコントロールしたい ?どう思われているか不安 など、様々な理由があるでしょう。 では、これらの共通点とは? それは、自意識過剰になっているということ。 そう、自分自身に気持ちが向かってしまっているんです。 自分はどうみられているだろう… へんなふうに見られているのでは… 怒られたらどうしよう… これらすべて自分のことです。 自分のことを考えるから、人目が気になるのです。 でも、考えてもみてください。 ネコは他のネコにあったとき、人目ならぬ、ネコ目を気にしてますか?・・・してないですよね。 犬はどうでしょう?・・・気にしないですよね。 そうなんです。人目を気にするのは、人間だけ。 自分のことを考えているから、不安になったり緊張するのです。 だから、人目を気にならなくしたいなら、自分のことを考えなければいいだけ。ただ、それだけのことです。 そしてそのために・・・【2.全員から好かれようとしないこと】 人目を気にする人は、全員から好かれようとする、いわゆる八方美人です。 悪く言えば、完璧主義者です。あの人にも好かれたい、けど、こっちの人には嫌われたくないと、誰からも好かれようとして、自分を相手に合わせようとしてしまいます。 しかし、絶対に全員から好かれることはできません 当たり前のことですが、人それぞれ価値観があるので、全員から好かれることは絶対にできません。 親切にしてくれる人が好き。という人もいれば、人に親切にする人は偽善者だ。そんな人は信用しないという人もいます。 あるいは、何をやっても批判してくる人は必ずいます。 あれはダメ、これもダメ、ダメダメダメ… だから、そもそも全員から好かれようなんて100%無理なのです。 それを分かっておけば、絶対に好かれなければならないと完璧主義にならずに済みます。 それこそが人目が気にならないコツです。 全員から好かれようと思えば、人目が気になりますからね。 そして、もうひとつ。 全員から好かれなくてもいいということは、他人を変えようとしても無駄だということ。 批判してきたり、けなしてくる人はその人の考えです。 どんなにいいことをしても、それを逆手にとって言いがかりをつけてくる人はいます。 そういった人を変えようとしても、無理。 相手が変わる気がないかぎり絶対に変わることはありません。 とくに「あなたのことをどう見てどう思うか」は、相手が考えること。 他人の頭の中まで変えることはできないし、強制させることはできないんです。 それを無理に変えようとするから、苦しくなります。 相手を変えられないとわかったのなら、無理に変えようとせず、相手が変わろうと思うまで放っておきましょう。 すぐに変わらなかったとしても、時間をかければわかるときがくるはずです。 諦めなければ、相手だって人間。いずれわかります。 と、相手を変えられないとわかったら・・・【3.人の目より、自分の目を変えるべし】 いま言った通り、他人の考えを変えることはできません。 つまり、人の目を変えることはできません。他人の目を変えることはできません。 しかし、それでも変えられるものがあります。 それが自分の目です。 そう、あなたが問題にすべきは、他人の目ではなく自分の目です。 自分をどう見るか、つまり、セルフイメージが高いかどうかそれこそが大事なことです。 あなたのセルフイメージが低ければ、あぁ、どうしよう…人から変に見られてるかも…と、不安やパニックになり、逆にセルフイメージが高ければ、よ〜し、この場をオレがリードするぞ!と、自信たっぷりに振る舞えるはずです。 そして、そうなるためにも・・・【4.頭のなかのイメージを変えよう】 人目を気にする前に、まず自分のなかの頭のイメージを変えてみましょう。 だって、もしこの人は私のこと嫌いなのかも…と相手に苦手意識をもっていたら、それは無意識にでも仕草や表情、態度に表れ、そして、相手もそのような嫌な態度で接してくるからです。 だから、どうしたらいいかといえば、頭のなかにある相手のイメージを変えてしまえばいい。 つまり、勝手に妄想すればいいんです。 「この人は楽しい人だろうなぁ・・・」と。 ちなみに、どうやって妄想すればいいかは、とってもオススメなのが、明晰夢! 明晰夢というのは、みたい夢を思い通りにみる方法のことです。 これと同じ要領で、あなたのあたまのなかのイメージを望むように変えてしまえばOK! そしたら、いつも口うるさい人も妄想で勝手に変なポーズをとらせてしまえば、ニガテ意識もなく、楽しめます。 ぜひ、試してみてください。 それから、他にも・・・【5.人前で緊張しない考え方を身につけよう】 人前で緊張してしまうのなら、とにかく考え方を変えていきましょう。 考え方を変えるというのは自分が変わるということ。人目が気にならなくなります。 それが、こんな考え方。 ◇考え方1:人は思っているほど気にしてないんだ みんな自分のことを気にしている、あぁ、恥ずかしい…と思っているのは本人だけです。 まわりの人は、その十分の一も気にしてません。 あなただってそうですよね。 他人のことをいちいち気にしてないはずです。結局人は自分のことが一番興味があるのですから。 だから、 ◇考え方2:意味をもたせすぎないようにしよう。 相手のちょっとした仕草をみて、これってどういう意味があるんだろう… もしかして、オレは嫌われているのかな?と、すぐに意味を考えるのはやめましょう。 ハッキリ言ってそこに意味がないことがほとんどです。 考えすぎると自意識過剰で緊張するだけなので、ちょっとしたことに意味をつけるのはやめましょう。 それに、こんな考え方も。 ◇考え方3:批判されたらおもしろいと思おう 人から批判されると、普通であれば嫌な感情がうまれます。 なぜ、この人はすぐに嫌なことをいってくるのだろう。 こんなに批判されるなら、もうなにも言いたくない。と、嫌な気持ちになります。 しかしそこで、「おもしろい」と思うようにすれば、どうでしょう。 批判されたときに、「へぇ、この人はこんな考え方をしてるのか。いやぁ、おもしろい!」とか「あぁ、勉強になった。おもしろい。なんておもしろい視点なんだ。」と批判されたことを悪いことではなく、いいことだと思えばいいんです。 そしたら、批判されることが苦にならず、楽しみになってきます。 それから、 ◇考え方4:背伸びすしぎない。ありのままに。 人目を気にしてかっこよく見せようなんて思わなくていいんです。 ありのまま。自然体でいればいいんです。 むりにかっこつけたり、背伸びをしすぎるから、いつもと違うと無意識に思って違和感を感じ緊張します。 だから、ありのまま。 そして、こうも考えてみましょう。 ◇考え方5:見られているのは嬉しいことなんだ 人からみられるのを苦痛に感じる人、いわゆる視線恐怖症の人がいます。 じろじろみられると、それが気になってしまう… その気持ちはよくわかりますが、でも、気にすることではありません。 むしろ、喜ぶことです。 なぜなら、いまの時代注目されたくても、無視されてしまう人がほとんどだからです。 それだけの視線を集められるというのはあなたが人気者だから。 ドキドキしてもいいから、見られていたらあっ、私見られてる…嬉しい…と思ってみてください。ちょっと癖になりますよ。 こういった考え方ができるようになれば、人の目なんて気にもならないし、むしろ快感です。 それと、考え方と合わせて、体の状態(ステート)を変えてみましょう。 人前で話す自信ない人は、何もいわなくてもその雰囲気が伝わってきます。 人から批判されることを恐れすぎている人は、外からみても自信がないのがバレバレです。 だから、まずは体の状態を自信のある状態にしていきましょう。 たとえば、背筋を伸ばし自信があるフリをしてみましょう。最初は、演技で構いません。 そうやって、人目を気にしてない体の状態をつくることで、誰かにみられていたとしても、気にならないでいられます。 そして、話していて人目が気になるときには…自分の頭の声より相手の声を聞くようにしよう 人の目が気になる人は自意識過剰。つねに自分の話すことばかりを考えています。 「なんて声をかければいいのかな」「つぎになんて答えよう」と先のことばかりを考えて、相手の話をまったく聞いてなかったのです。 しかし、それでは、(変なことを言って、気分を悪くさせたらどうしよう)と怖くなってしまいます。 自分の頭のなかの声を聞いていると怖くなってしまいます。 そんなときは自分の声を聞くのをやめて相手の声に耳を傾けましょう。 この人はいまなにを話してるのかな? そうやって、自分自身のことから離れることで緊張することはありません。 さぁ自分の頭の声ではなく相手の声に集中しましょう。 そして、それができたら・・・【6.他人でなく自分自身を拠り所にしていこう】 ここまでにお話してきたことで分かる通り、結局は自分がどうであるか、それがすべてです。 他人ではありません。自分を変えるんです。相手にどう思われるかよりも、自分自身をどう見るか。その方がよほど大事です。 あなたが自分のことを「真面目じゃないと思われてるのでは…」と思っていれば、真面目でなければならないという義務感で話すので、相手に間違いなく伝わります。(あっ、この人は真面目だと思われたいんだな…)と。 しかし、相手は相手。自分は自分です。 他人にどう思われていようと、相手がなんて思おうと、関係ありません。 どんなときでも、あなたはあなた自身を心の拠り所にしておけば、なにも動じることはありません。 人に振り回されてしまうとしたら、それはまだ外を基準に考えているということ。 まずは自分自身を基準に考え、そこからブレないことです。 そして、「あなたは自分に自信がありますか?」 もし、他の人によって自信がなくなってしまったとしたら、それは自分ではなく他人に依存しているのと同じです。 他の人が笑ってくれたら、自分は笑えるけれど、他の人がムッとしていたら、自分は話せなくなってしまう…としたら、それは人の目を気にしているということ。 それではいつまでたっても人のご機嫌伺いです。 だから、常に自分自身を心の拠り所にするんです。 人がなんて言おうと、どんなにイライラしてようと、あなたとはなんら関係のないことです。 どんなことがあっても揺れない自分であること、それこそが本当の意味での自信です。 なので、そんな自信をつけるために・・・【7.まずは身近から。人目に慣れていこう】 まずは身近から。いきなり初めての場所や人でなくていいんです。まず身近なところから始めていきましょう。 家族、親戚、友達、いろんな価値観に触れてみましょう。 すでに知っている人でも、それぞれ違った見方がある、ということが分かります。 Aがいいという人もいればBがいいという人もいる。 人の数だけ、違った価値観があります。 それと同じで相手にどう思われるかは、相手次第です。 ということは、あなたがその相手の価値観を知っていればなにも恐れることはありません。 この人はこういう考え方で生きているだ。 自分とはまったく違う考え方だけど、なるほどそれも理解できるな。となれば、人目が気になることなんてありませんよね。 それからです。 だんだんと違う世界もみてみましょう。「老若男女問わず、いろんな人に接して話してみましょう。」 多くの価値観に触れる事で「なるほど、そういう考え方もあるのか」と、他の人の価値観も受け入れられるようになり人の目は気にならなくなっていきます。どんどん話していってくださいね。 そうやって人目になれていくこと。いろんな場所や人で、小さな失敗をたくさん繰り返すことです。 そうやって人目や失敗に慣れていくことで、気がついたときには緊張もせず当たり前のようにできているはずです。 と、ここまでのお話、いかがでしたでしょうか。人前でも緊張しなくなると自信がもてたのではないでしょうか。 ここまでで、大切なのは「人の目を気にするよりも自分のことをどう捉えてどういう振る舞いをすればいいか」ということ。 それが分かったと思います。 最初は誰でも人のことを気にしてしまうし、不安になってしまうものです。 しかし、みんなそれぞれにそれぞれの考え方があると知ってれば、どんな批判もどんな嫌がらせも、気にならないでしょう。 だってあなたはあなたなのですから。 相手がどう思っていても、あなたが他の人に左右される必要はないのですから。 どんなときも、自分を主体に堂々と。つねに自分自身をこころの拠り所に! それをどうか忘れないでください。 ■まとめ では、最後に今回のまとめです。ここまでのお話をもう一度ザックリ振り返ってみましょう。 人目が気になり緊張しやすいを克服する7つの方法とは・・・↓ 1.人目が気になるたったひとつの原因とは… →それは心理的に自意識過剰であるということ。 すなわち、自分のことばかりを考えていることに原因があります。 だから、自分を離れればいいんです。 人目を気にするのは人間だけですからね。 2.全員から好かれようとしないこと →人それぞれ価値観があるので、全員から好かれることは絶対にできません。 それを分かっておけば、絶対に好かれなければならないと完璧主義にならずに済みます。 それこそが人目が気にならないコツです。 好かれたい人からだけ好かれればいいんです。 3.人の目より、自分の目を変えるべし →他人の考え方は変えることはできません。 しかし、他人でなく自分の目であればいつでも変えることができます。 自分で自分をどう見てるのかセルフイメージを変えていきましょう。 4.頭のなかのイメージを変えよう →相手を思い通りにできなくても、頭のなかの相手なら思いのままです。 明晰夢をみるように妄想でイメージを思い通りにしてしまえば、苦手意識がなくなり人と話すのが楽しくなります。 そしてどうみられても平気でいられます。 5.人前で緊張しない考え方を身につけよう →緊張しない人は緊張しない考え方をしています。 たとえば、人は自分が思っているほど気にしていないということ。 これを分かっておくだけでも人目は気にならなくなるでしょう。 6.他人でなく自分自身を拠り所にしよう →他人を変えられないと分かったのなら、自分を変えるだけ。 相手にどう思われるかよりも、自分自身をどう見るか。 その方がよほど大事なことなのです。 自分さえしっかりしてれば、人目なんてこれっぽっちも気になりません。 7.まずは身近から。人目に慣れていこう →結局は、自分次第。 いきなり大きなことをやるのではなく、身近な人から初めていきましょう。 老若男女問わず、多くの価値観に触れる事で「なるほど、そういう考え方もあるのか」と、人の目は気にならなくなっていきます。 これでもうバッチリ! あなたはもう人の目が気にならなくなったはず。 人にどう思われようと、あなたがしっかりしていればいいんです。 それだけで、なにを思われても平気でいられるし、逆に相手を導くことだってできます。 最初は自信がなかったとしても、やがて気がついたときには、自信たっぷり。 何も気にせずに話せるようになっていきますよ。
投稿日:2016-01-28
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