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お悩みNO.7993
若者教育支援センターさん
アミノ酸さんへ
「自分を変える」 自分を変えたいけど変え方がわからない。 自分を変えるためにはどうすればいいのでしょう。 まず、自分の中にも “「変えられるもの」と「変えられないもの」がある”。 そのことを認識することが優先されます。 この2つを分類してみると、 自分の中の変えられるもの →「思考」「行動」 自分の中の変えられないもの →「感情」「生理的反応」 に区別できます。 例えば、今、この文章をを読んでいるあなたに対して 「1+1は?」と聞いたら、「2」と答えるでしょうし(思考)、 「パソコン(またはスマホ等)に向かいながら首を回して」と言ったら、 そのようにできるはずです(行動)。 このように「思考」や「行動」は、 インストラクション(指示)があればすぐに変えられます。 ところが! 「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」 と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)、 「胃液を通常の5倍出してみてください」 と言っても自分ではコントロールできません(生理的反応)。 「感情」や「生理的反応」は、ダイレクトには変えられないものです。 それを踏まえると、 「自分を変える」ということは、「思考」と「行動」を変えるしかないのです。 「思考」を変えるためには、受け止め方を「プラス」にするといいです。 例えば、思わぬミスをしてしまったとします。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、 次によい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教 材になったと言えます。 成功を目指す過程において、 良くないと思われる結果は、「失敗」ではないのです。 むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。 言うなれば、 この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。 このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。 発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗したと言います。 しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。 「うまくいかない方法を1万通り発見した」と。 まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。 「思考」が変われば、「行動」も変わってきます。 ホームで電車を待っているとします。 急いでいる時に限って遅れる。 そんな時、だいたいの皆さんは、電車が来るべき方向を覗き込みイライラして しまうでしょう。 しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。 ……にも関わらず私たちは覗き込んでしまいます。 「変えられないもの」とはわかっているものの、一生懸命イライラを募らせて いるのです。 自らの力で電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば、 「待っている時間に新聞や本を読む」、「調べものをする」、 という行動を起こせば時間を有効に使えますし、 自分にとってもプラスなはずですよね。 カウンセリングの領域では「行動療法」と言います。 その人の「行動」にアプローチして、心(内面)を変えていく療法です。 この手法により、より早く効果が出ると言われています。 「楽しいから笑う」ではなく、 「笑っているから楽しくなる」という考え方です。 このように日常のよくあるケースから、少しずつ「思考」や「行動」を変えて いく習慣をつける。 これが自分を変える近道であり、 その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。 また時々、 「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。 しかし、この考えは正しくありません。 心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだと言われています。 つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。 「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」 これは、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱したカナダ出身の精神科医、エリック・バーンの言葉です。 自分を変えることで物事に対する受けとめ方や捉え方が変わり、 もしかしたら…… 「過去の事実」は変えられないにしても、 「過去の形」くらいは変えられるかも知れませんね。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ 江副浩正(リクルート創業者) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-12-31
以上の内容を削除します。
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