オーバーワークの解決策(その6)
小さく分解された仕事ならば、自分がやるのも楽ですし、人に依頼するのも楽になります。
ただ、人に依頼するには「やり方の説明」をしなくてはなりませんね。
説明を面倒くさがらずにやることができれば、その仕事は自分の手から離れます。
自分がオーバーワークの時ほど、人への説明をきっちりとやって、どんどん人に任せるようにすると良いかもしれません。
さて、小さく分解された仕事を、1つ1つこなしたとしましょう。
自分がやったにせよ、人にやってもらったにせよ、とにかく、「小さく分解された仕事」が、今度は完成された形で自分のところに戻って来ます。
これらはもともと「1つの大きな仕事」だったわけですから、小さく分解して完成した複数の仕事を、今度は「1つに戻す」ということをしなくてはなりません。
小さく分解された複数の仕事を1つに戻す、と言っても単にくっつければ良い訳ではありません。
もちろん、1つ1つをくっつけていくわけですが、その時に、注意しなくてはならないことがあります。
1つ1つの小さい仕事だけをみれば「完成」と思えるものでも、それらをくっつけて、また元の「大きな仕事」に戻すとき、今度は「全体のバランス」を見なくてはなりません。
そうすれば「オーバーワーク」を軽減できる可能性も出てきます。
1. 大きな仕事を分解する。
2. 小さく分解した仕事を人に渡す。(あるいは自分でこなす。)
3. 人に仕事を依頼する時にきちんと説明する。
4. 完成した複数の小さい仕事を注意しながら1つにつなげる。
どれも繰り返したくさんやっていけば、必ず上手になります。
上手になれば、さらにスピーディーにこなせるようになるでしょう。
オーバーワークになりがちな人は、上記の「1~4」を意識して練習すると良いと思います。
是非、試してみてください。
(終わり)