不登校や引きこもりの子供・成年たちの為にフリースクールを全国に展開しております。
Navigation

投稿削除

お悩みNO.8696
若者教育支援センターさん
あやさんへ
現代人はみんなネガティブらしいです。 これは原始時代からのDNAが原因と言われています。 「ポジティブな原始人」と「ネガティブな原始人」 その場合「ネガティブな原始人」の方が生き残りやすいということです。 何故ならば…… 「ネガティブな原始人」は物音一つしただけで、 「マンモスや猛獣が近づいてきたのかも知れない」 と思い常に最大限の危機を考え、 いつでも逃げられるように臨戦態勢に入ることが出来るからです。 だから生き残る確率は高いのです。 逆に「ポジティブな原始人」は猛獣が近づいていたとしても、 「何か変な音がしたけど気にしないで寝てしまおう」 となりやられてしまう可能性が高いのです。 だから子孫を残しにくい。 これは現代でも同じことが言えるのではないでしょうか。 今は猛獣に襲われることこそあり得ませんが、 受験、就職、出世、恋愛…… ちょっと気を抜くと他の人間に食われてしまう世の中です。 それを 「勉強しなくても何とかなるさ」では何とかならないですし、 「残業で体調が悪いけど大丈夫」では身体を壊してしまいます。 これは「ポジティブシンキング」という名を借りて、 「ストレス」という重大な情報にあえて目をつぶってしまうケースです。 「ポジティブ」というよりも「ノー天気」に近いかもしれませんね。 「そうは言っても、原始人もネガティブから身体を壊して死んでしまえば生存率は低いのでは?」 という人もいるかもしれません。 ストレスが身体に現れてくるのは40歳を過ぎてからが通常で、 原始人の平均寿命の20代ではストレスで死ぬことはないのです。 要するにネガティブな原始人ほど生き残る確率が高く子孫を残しやすい! と言うことになります。 その子孫が私たち、現代人です。 ですから、 ネガティブな考えになってしまうのは当然で ストレスを感じて当然なのです。 「自分はネガティブだから」「ストレスを感じやすい性格で」 ……そんなふうに気に病むことはないということです。 「遺伝なのだから仕方ない」 そう捉えると楽になりませんか。 もう、その時点で、 ネガティブ思考からポジティブ思考になっているかもしれませんね。 ストレスとは人間が理想と現実の間で必死に頑張っている証です。 自分の夢や目標を持っているからこそ、 そこにうまくたどり着けない時にストレスを感じる。 それだけ大切に思うものがあるからこそストレスを感じる。 ですから、ストレスを解消できない自分を否定する必要はありませんし、 そのような自分に苛立ったり、焦ったりする必要もないのです。 むしろ、 それだけ大事なものを持っている自分を誇るべきではないでしょうか。 ストレスは決して悪いものではありません。 悪いのは、ストレスを「ため込む」こと。 適度にストレスは感じるものの、ストレスを過剰にため込まない! そんな心掛けが大切なのです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【今回の名言】 ネガティブなところがあっても、そこに気づくって言うのは才能 中野信子(認知神経科学者/医学博士・評論家) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-04-20
以上の内容を削除します。
削除用パスワード
掲示板トップに戻る