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お悩みNO.515
イツキさん
もう嫌だ削除
初めまして。高校2年です。僕が相談したいことは両親です。まず父親です。父は僕が小学1~6年生までの間、叱る度に叩いたりしてました。それまではまだ我慢出来たのですが、学年が上がる度、グーパンや遂にはリモコンやハンガーで正座させられたまま太股や背中を叩かれていました。太股や背中はパンパンに腫れあがり、赤くなっていました。他にも4時間以上立たされたり、裸にされて外に放り投げられたりもされました。あの時の屈辱は今でも鮮明に覚えています。
今では怒る時はあるものの、あの時のような暴力はしてきません。しかし、今でも父にいつまた殴られるのかとても怖くて近寄れません。父は昔僕を殴ったりした事を覚えていないようです。
次に母です。母は基本優しいのですが、僕が父に叱られている時、いつも話を聞いてくれず、自分の言いたいことだけ言って父の味方につきます。母だけ逃げているようでとても情けないと僕は思います。
他にも父について書きたいことはありますが、とても長くなるので今回はこの事だけ書きました。長くなってすみません。どうか、相談に乗ってください。
投稿日:2018-12-18
返信 1
若者教育支援センターさん
イツキさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
ご両親の対応に傷つき、辛い思いをされているのですね。
お父さんに関しては現在、当時のような暴力はないものの、いつまたあの時のような暴力を振るわれるかと思うと怖いですよね。
しかも、覚えていないとは・・・。
再び暴力を振るわれたらその場から逃げてください。
暴力に対して暴力で対抗すると更に悪化します。
そして、児童相談所に駆け込んでください。
行政に助けてもらいましょう。

お母さんに対しては今の思いをそのまま伝えましょう。
いつの日か同じことが起こった際に、味方になって欲しいという気持ちだけは伝えるべきです。

人に何かを伝えたいときのテクニックを以下に紹介します。
投稿日:2018-12-18
返信 2
若者教育支援センターさん
イツキさんへ削除
「コミュニケーション~ 伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

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伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
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投稿日:2018-12-18
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