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お悩みNO.138
伊藤幸弘教育研究所さん
みらいさんへ
みらいさん はじめまして。 書き込み…ありがとうございます。 3人のお子さんのうち次男の中3の息子さんについてのご相談ですね。 中2の夏過ぎから学校がつまらないと遅刻、休みをするようになり 一時は落ち着いたものの1月末ぐらいから気になる行動をする友だちと仲良くなり 3月に入ってからはほとんど学校に行かなくなり 授業も半年ほどまともに受けていないとのことですね。 仲間の家に夜中でも遊びに行きたばこなども吸ってて そのお家の方も咎めることをしない! 自宅から近すぎて関係を断つに断てないとご心配をされているようですね。 まずはお母様、今までよくがんばりましたね。 3人の男の子をを抱えて更に色々とご苦労されたと思います。 精神的にも肉体的にも疲れてきていると思います。 そんな中、こちらに書き込みをいただきありがとうございます。 確かに自宅から近くのお友だちとのことですから これから強引に禁止しても親の目を掻い潜って会うことは可能でしょう。 無理矢理にルールを決めても効果は望めないでしょう。 子育て…って、ひとりで抱えていると疲れますよね。 そんな時は誰かと共に協力していいんですよ。 ご主人の協力はもちろんです! 時と場合によっては「父性」を前面に出して厳しく接することも必要です。 またご近所の家の親御さんとも話し合ってみたらいかがでしょう? まずは息子さんが夜中にお邪魔していることを詫びる! そんな口実で話し合いをはじめ子どもさんたちの問題行動を 2つの家庭で協力しながら解決していくということが目的です。 夜中に友だちの家に集まり、たばこまで吸う行動ははっきり言って問題です。 今までは咎めていないにしても快く思っているとは思えません。 もしかしたらそのご家庭の親御さんも頭を痛めていてどうすればいいか分からないのかもしれません。 インデアンの言葉に… 「ひとりの子どもを育てるのは村がかりの仕事!」 という言い伝えがあるそうです。 ひとりで抱えずご近所と協力することは恥でもなんでもありませんよね。 親同士で協力していくと同時に子どもさんに対してメッセージを伝えることも大切です。 息子さんの問題行動に関して親としてどう思っているか! そしてこれからどうして欲しいかを時間を掛けて話し合ってみてください。 「これは言わなくても分かるだろう」 「恥ずかしくてこんなことは言えない」 …まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使って。。。 相手に思いを伝えたいとき! 「Iメッセージ」が効果的です。 相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。 「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」 コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。 例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。 そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。 僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。 これは主語が「あなた=YOU」ですよね。 「“お前が”うるさい!」 「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」 「“お前が”隣の部屋で見なさい!」 こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。 「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」 …これが「Iメッセージ」です。 ポイントは「行動」「影響」「感情」です。 行動→お前が大きな音でテレビを観ることで 影響→お父さんは集中して本が読めなくて 感情→困ってるんだよ その後に 「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。 「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。 みらいさんの例で言えば… 「あなたがお友だち家でかくれてたばこを吸っていると(行動)  その家の方にも迷惑だしあなた自身が身体を壊してしまうんじゃないかと(影響)  そう思って心配だし不安なの(感情)」 …とこんな具合でしょうか。。。 最初から上手くはいかないと思いますが 是非とも試してみてください。
投稿日:2009-04-01
以上の内容を削除します。
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