そうですね。
褒めるとき叱るときが来ればいいですね。
今は話も出来ないから不安ですよね。
でもこれをいい機会と捉えて!
今のうちに勉強してください。
では、「褒め方」です。
子どもの自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」
●「ほめ方 その1」
?「結果」ではなく「頑張り」を認める!
例えば…嫌いなにんじんを少しだけ食べたとき。。。
×→「にんじんを残しちゃったね。次は全部食べようね」
○→「昨日よりにんじんがちょっと食べられるようになったね。がんばったね」
がんばれる子どもに育てるには結果ではなく「がんばった過程」を認めてあげる。
結果ばかりほめられた子どもは結果主義になりがち。
結果主義は挫折を招きやすい。
将来、努力したのに勉強の成績が落ちたときに
「もう自分はダメな人間だ」と思ったり
「どうせいい学校には入れないのだから努力してもムダ」
…と努力そのものを否定したりするようになる可能性もある。
子どもには「どんなときでもがんばっていれば親は見守って応援してくれる」
…と言う気持ちを持たせることが必要。
●「ほめ方 その2」
?「人格」よりも「行動」をほめる!
例えば…お友だちにおもちゃを貸してあげられたとき。。。
×→「貸してあげられてエライね。いい子だね」
○→「ちゃんと貸してあげられたね。いいことをしたね」
厳密に言えば人格と行動は切り離せないもの。
でも親は行動に注目してほめることが大切。
行動をほめられると
「いいことをすると気持ちがいいな。もっといいことがしたいな」
…と考えるようになる。
一方、いつも「いい子ね」などと言われていると
何かを決定するときに自発的な気持ちではなく
親からいい評価を得られるかどうかが選択の基準になってしまう。
また過剰に人格をほめると万能感を持った子どもになってしまう。
●「ほめ方 その3」
?「ほかの子」と比較せず「その子自身」を認める!
例えば…公園の鉄棒にぶらさがって遊べたとき。。。
×→「○○ちゃんは出来ないのに、あなたは上手に出来たね」
○→「この前は出来なかったのに、今日は上手に出来たね」
叱るときはほかの子と比較しないように出来ている親も
ほめるときはほかの子と比べてつい「みんなよりも上手にできたね」と言ってしまいがち。
でもほめるときもほかの子と比べずにわが子の成長を認めてあげることが大切。
「昨日よりも早くできたね」「前は出来なかったけどひとりでパジャマ着れたね」
などと比較対象は過去のわが子に対して!
そうすることで将来、他人との競争で勝ち負けを判断するのではなく
「自分がどれだけがんばっているか」で自己評価が出来る子になれる。
特に兄弟姉妹と比較した言葉は結果的に両者を傷つけることにも繋がるので要注意。
●「ほめ方 その4」
?「エライ」ではなく「役立った」と伝える!
例えば…食事の準備で食器運びを手伝ったとき。。。
×→「お手伝いできてえらいね」
○→「お手伝いしてくれてありがとう。ママ助かったわ」
お手伝いをほめるときは…
「○○ちゃん、良く出来たね」などと主語が「こども=YOU」になっているケースが多い。
この主語を「親=I」に変えて「ママ助かったよ」と言ってみると良い。
常にこのブログでもお伝えしている「Iメッセージ」である。
2?3歳でも「ママの役に立った」と思うこと自信に繋がり
「もっとお手伝いしたい」という気持ちが育める。
また…「ママの役に立ったらママが喜んでくれた。私も嬉しいな」
…と言う体験は「人にお役に立つ喜び」を知る原点にもなる。
いずれ「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちに変化して集団生活の中でも生かされるはず。
前回と今回の連続シリーズ!
かなり長文になってしまったけど是非とも参考にしていただき
ひとりでも多くの方に読んでもらえたら嬉しいと思う。
以上です。