お気持ちは分かりますが、家に入れないのは絶対にいけません。
お子さんが癇癪を起し、そのままどこかに出かけて、そこでトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
恐怖を与えて言うことを聞かせるのは人間に対してではなく、家畜に対してです。
叱らないのは効果的かもしれません。
でも、「叱らない=無関心」ではありません。
「無関心」も上記同様一番ダメな方法です。
人は皆、誰かから認められたいという欲求があります。
専門的には「承認欲求」と言います。
何も言わずに関心を示さないことで、その欲求は満たされず、マイナスな方向に心が動いてしまうのです。
ある実験結果をご紹介しますね。
「A・B・C」のコップに水を入れます。
Aにはプラスの言葉を、Bにはマイナスの言葉、Cには何も話しかけません。
一番最初に水が腐ってしまうのはどのコップだと思いますか。
…答えは「C」です。
AとBは言葉のプラス・マイナスの違いはありますが、関心を示しているということです。
Cはまったくの無関心ということです。
人間の体の約70%は水分です。
そのことを考えると語り掛けることの重要性はご理解いただけると思います。