確かに大学受験の準備や、卒業制作まで親が手伝うことは、過干渉と言っても過言ではありません。
本来は子ども自身が取り組む事がらですよね。
親が子どもを心配するがあまり、「転ばぬ先の杖」になってしまうと、子どもは失敗を経験するという貴重な経験を失ってしまいます。
失敗してそこからいかに立ち上がるかが子どもの成長には最も大切なプロセスなのです。
親は失敗をさせないために支援するのでなく、失敗したときに再び立ち上がれるように心を支援する立場でよいのです。
そして、失敗したお子さん自身をも認め、失敗は怖くないことを教えてあげましょう。
この件に関しては前回ご回答した「返信6」を参考にしてください。
失敗は成功へのプロセスです。
そして、「もう大丈夫かな」と思った時こそが一番慎重に接するときです。
その状態は風邪でいえば、まだ「病み上がりの状態」と一緒でちょっとしたことで風邪をぶり返してしまいます。
なので、最新のケアが必要です。
そのためにはおっしゃっていただいたように愛情を注ぐことと、じっくりお子さんの話に耳を傾けてあげること(傾聴)が求められます。