不登校や引きこもりの子供・成年たちの為にフリースクールを全国に展開しております。
Navigation

投稿削除

お悩みNO.14303
若者教育支援センターさん
りりあさんへ
「昼夜逆転の原因と対処法」 不登校の子どもは、夜起きて活動し、昼間は寝ている、昼夜逆転の生活をする子どもが多いです。 子どもがそんな生活を続けていると、親は「やめさせなければ」と注意しようとしますが、無理に直す必要はありません。 【昼夜逆転の生活になる理由】 不登校の子どもが昼夜逆転の生活をしやすいのには理由があります。 不登校ではない子どもは、昼間は学校に行きます。 自分はそうすることが出来ないので、昼間起きていることが辛いのです。 学校に登校・下校する子どもの声が聞こえてきたり、外で遊んでいる子どもの声を聞くのも辛い。 昼間寝てしまうことで、外の世界との関わりを遮断します。 昼間寝てしまうので、夜起きてしまう。 夜は外の世界も静かで、学校にいけない自分を責めるように感じるものが非常に少ないのです。 つまり、昼間の世界は、不登校の子どもにとっては、責められているように感じるのです。 夜の時間の方が、それを避けることが出来るのです。 そう感じている子どもに、「朝は起きなさい」「夜は寝なさい」と注意しても、反発されるだけでしょう。 【「支配型」は放任する、「放任型」は注意する】 昼夜逆転の生活をしている子どもに、「支配型」の親は、注意しないことをおすすめします。 放っておくのです。 「放任型」の親は、声をかけることをおすすめします。 「夜は寝ないと疲れない?私は休んで欲しいわ」など、厳しい注意にならない程度に声をかけてください。 あくまでも子どもの気持ちを尊重することが大切です。 但し、「放任型」の親でも、昼夜逆転の生活を無理矢理直すまで言い立てなくて大丈夫です。 声をかける程度で良いです。 子どもの昼夜逆転生活にも、先に説明したとおりの理由があります。 親が無理に治そうとすること自体、野暮です。 不登校の安定期以降、子どもに「これがしたい!」という目標が出来れば、自然と治ります。 心配する必要はないのです。 何度も言いますが、 子どももこんな生活をしたくはないのです! これも不登校の原因を克服するための作業の時間だと、考えるようにしましょう。 以下は、特に「支配型の親」には読んで欲しい内容です。 子どもの生活に腹を立ててしまった時の対処法です。 沈黙することも、子育ての方法の1つですよ! 不登校の子どもを持つ親、特に「支配型」の親は、腹が立つことが多いでしょう。 一日中ゴロゴロしていたり、部屋に引きこもっていたり、ゲームをしていたりと、子どもが好き勝手しているように見えるからです。 子どもの生活について、「放任型」の親は口を出していくべきです。 叱ると言うよりも、もっとしっかりしないとだめでしょ! という注意する感じで言うのがおすすめです! ただ、「支配型」の親は、子どもに口出しをしないことが目標ですので、このイライラは上手に抑えなければなりません。 また、「放任型」の親についても、過度にイライラしてしまっては、不登校の原因を克服するために適しているような声かけは出来なくなってしまいます。 そのイライラを抑えるための方法を紹介します。 【イライラを抑えるための方法】 子どもに腹を立てて、イライラして、どうしてもきつくあたってしまいそうになったらまずその場を離れるようにしてください。 例えば、掃除や洗濯といった家事を理由にして子どもから目を背けるのです。 それでも堪えきれなそうなら、外出してしまうのをおすすめします。 夕飯の買い物でも、散歩でも、ドライブでも、うまく友人と会えればお茶でも良いです。 ひとりで喫茶店などに入り、好きな本を読んだり、音楽を聞いたりもとても良い気分転換になります。 「支配型」の親は、最初は頻繁に外出することになるかもしれませんが、それでも良いのです。 「イライラしたら、子どもから離れる」ということは、自分の気分転換にもなりますし、子どもを怒鳴ったり、子どもに不機嫌な表情を見せずに済みます。 【子どもにもこんな影響をあたえます】 「イライラしたら、子どもから離れる」ことは、子どもにどんな影響を与えるでしょう。 実は、良い影響が2つもあります。 まず1つは、親から怒鳴り散らされたり、不機嫌な顔をされるのを回避出来るということです。 不登校の子どもは、その不登校の原因からエネルギー不足になり、休養している状態です。 要するに子どもは疲れているから不登校になるのです。 そんな状態の時に、親の怒鳴り声や不機嫌な表情は、子どもの精神を疲弊させてしまうのです。 親が離れることで、それを回避出来るのです。 そしてもう1つ、親が子どもの傍を離れたことで、「親はいい気分ではないかもしれない」と子どもに感じさせることが出来るのです。 直接言わなくても、伝えることができるのです! 子どもがそう感じれば、「なんでだろう」「どうしてだろう」と自分で考えるようになるでしょう。 親が黙ってその場から離れたり、沈黙するということは、子どもにとっては、とても怖いことなのですよ。 如何でしたか? 「沈黙」「一旦離れる」ということも、子育て方法の1つです。 子どもを一緒に、不登校の原因を克服するため、これを習得してみましょう。
投稿日:2017-06-10
以上の内容を削除します。
削除用パスワード
掲示板トップに戻る