「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。
この中で言う「他人」は自分以外を指します。
なのでお子さんも、実家のお母さまも「他人」という定義です。
どんなに変わって欲しいと願っても変わらないのです。
お子さんの言動や、不理解の実家のお母さま・・・。
「なんでわかってくれないの」と、心を痛めていることでしょう。
しかし、それはやっぱり、あくまで子どもやお母さまの課題なので、基本的にinoriさんが関与することはできないわけです。
お子さんやお母さまが変わろうと思わない限り変わりません。
それを待つしかないのです。
※でも「伝え続ける」ということは諦めないでくださいね。
冒頭で…
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉を紹介しました。
しかし、「もし他人を変えられるとしたら?」
それは、【自分が勇気を持って変わる姿を見せることで、他人の心に「私も変わりたい」という想いの種をまく】ことなのかもしれません。
※勇気を持って変わる姿を見せることのひとつが「伝え続けること」です。
そうすれば、「変えられない」と言われている「他人」は変わります。
「変えられない」と言われている「過去」だって変えられるかもしれません。
もちろん、「過去の事実」は変えることはできません。
でも、「過去の形(受け止め方)」は変えられることができます。
自分を変えられない人が、他人を変えられるはずもありません。
だからこそ、「自らを変える」という気概を強く持つべきですし、誰よりも勇気を持って、今までにない取り組みをする必要がある…そう思うのです。