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お悩みNO.149
伊藤幸弘教育研究所さん
リーさんへ
リーさん お返事いただきありがとうございます。 カウンセリングに関しては息子さんと合う合わないがあるでしょうから 時間は掛かるかもしれませんが 何人かのカウンセラーや専門家に会われるといいと思います。 また原因に関しては「結局よく分からない」ということであれば いまは強引に聞き出す必要はないかもしれませんね。 息子さん自身もいまはしゃべりたくないのかもしれません。 話しを聴く側とちゃんとした信頼関係を構築してから 膝を突き合わせてゆっくりと心をほぐすように…。 こちらの焦りは相手にも伝わってしまいます。 まずはこちら側が「焦らないこと」 その態度が「僕も焦る必要はないんだ」と安心感を与えます。 安心感を得た者はその人には心を開くものです。 他の方の板にも書いていますが 信頼関係を構築するには相手の身になり「聴く」ことが重要です。 専門用語では「傾聴」といいます。 ここではあえて「聴く」という文字を使います。 物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく 言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく 「心」の文字が入っている「聴く」です。 …相手を受け入れて相手に話しに耳を心を傾ける。 これが「傾聴」です。 相手の話を上手に「聴く」ためには2つの聴き方に分かれます。 「受動的聴き方」と「能動的聴き方」 それぞれポイントは3つ! 「受動的聴き方」の3つのポイントは… 1.黙って聴く これは意外と難しいんですよね。 相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる。 相手を受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。 2.うなずく 話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたり…。 大きくうなずくときは「なるほどねぇ?」と言う意味があり小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。 それにより相手は「聴いてもらえてる」という満足感が得られます。 3.思いを引き出す 「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」 「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」 …というようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。 「能動的聴き方」の3つのポイントは… 1.話しを繰り返す 相手の発した言葉の語尾を繰り返してあげてください。 会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。 2.話しをまとめる 相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつきます。 これも効果的ですよ。 3.気持ちを汲む 「それは楽しかったね」「それは悔しいね」「それはムカつくね」 こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。 …以上、すべてうまくやろうとせずにまずは出来そうなところからやってみてください。
投稿日:2009-04-06
以上の内容を削除します。
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