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お悩みNO.1521
伊藤幸弘教育研究所さん
あす母さんへ
はじめまして。 書き込みありがとうございます。 現在は小4の息子さんに関するお悩みですね。 ご主人を医療事故で亡くされたとのこと。 そのときのお子さんの辛いお気持ちは計り知れないものがあったでしょう。 また、あす母さんご自身も最愛のご主人を亡くされ、今は子育てにお独りで奮闘されているのですね。 ここに書き込みをいただきありがとうございます。 甘やかしてはいけないというお気持ちからきつく叱ったこともあるとのこと。 なにかきつく叱らなければならないことを行ったのであれば、親としては叱ることは必要です。 その際に、気をつけていただきたいのは「怒る」と「叱る」をしっかり理解して「怒る」ではなく「叱る」ことに専念してみてください。 「怒る」はただ感情のまま大きな声をあげ、相手に逃げ場を与えないで恐怖心を与えるだけの行為です。 「叱る」は相手を尊重し、相手の成長を願い、決して大きな声を張り上げず、とくとくと想いを伝える方法です。 相手に何かを伝える際には以下のことに気を配って実践してみてください。 相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。 「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」 コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。 例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。 そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。 僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。 これは主語が「あなた=YOU」ですよね。 「“お前が”うるさい!」 「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」 「“お前が”隣の部屋で見なさい!」 こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。 「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」 …これが「Iメッセージ」です。 ポイントは「行動」「影響」「感情」です。 行動→お前が大きな音でテレビを観ることで 影響→お父さんは集中して本が読めなくて 感情→困ってるんだよ その後に 「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。 「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。 コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。 いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいですよね。 だからコミュニケーションがドッジボールにならないように! 試してみて困ったことがあったらまたここに来てください。
投稿日:2012-09-08
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