徹底的に話し合う・・本当にそうしたいです。
どうしてそれが難しいのでしょう。
本人の気持ちを知りたいのに、聞いても「わからない」ばかりで、なかなか話が進みません。めんどうくさそうで、考えることから逃げているように見えます。
夏休みに始めたボクシングは、行かなくなりました。個別塾も今月に入り一度も行きません。
昨夜また外オールをして早朝戻りました。「外でオールをする」という連絡はあるので、それはいけないということ、せめてどこかの家に泊まるよう考えなおしてほしいということは伝えます。でも「大丈夫大丈夫」と言って決行しました。
待ちながら考えたのは、やはり時間をかけるしかないのかな・・ということです。高校には行きたいという言葉と矛盾する行動。こちらはなんとか来年の4月入学に間に合うように・・と思っていましたが、1年2年遅れても本人が本気で行きたいと思い行動しなければしかたがないのかもしれません。
それを伝えようと思い、今朝帰った息子に話しかけました。
話の中でわかったのは
◎高校に行きたいのは
・楽しそうだから
・よいところに就職するため
◎よい就職がしたいのは
・安全で普通の生活をするため
◎中学に行けないのは
・行ってもつまらない
・朝が起きられない
◎中学がつまらなくなったのは
・最近かな?もしかすると最初からかもしれない
・わからない授業が進んでいくのがいや
・小学校の時は勉強が楽しかった
◎個別塾は
・わかる、普通
・でも遠い(バスで25分)
・友達との輪から自分だけ抜けて行くのがいや
私からは、前述のように1、2年遅れても自分が本当に行きたいと思って動き出さなければしかたがないと思うと話し、行かないなら塾もやめればいいと伝えたところ、塾はやめると言いました。
高校は中学の先を勉強するところだから、今のまま高校に入っても当然わからず、またつまらなくなるのではないか、と言うと、それはわかっているから、入学までに勉強すると言います。中学にも塾にも行かずにどうするのか聞くと、自分で勉強すると答えました。
「それは難しいよね」と私が言うと、それが嫌なんだ、と。やると言っているのになぜ初めから否定するのかと。
それについては謝りました。否定したいのではなく、協力したいのだと。
結局、この先については動き出すのを待つしかないのかな、という気がします。いけない行動についてはいけないと伝えながら。
「進路への不安」という原因を解消すれば行動も変わってくるのではないかと思いましたが、なかなか難しいです。
もちろん、動き出した時のために高校を調べておこうと思っていますが。
伊藤先生の「体当たり子直し」という本を読んでいます。先生の周りには暖かい方がたくさんいらしたのに、それでも本当に気づくまでには長い時間がかかったのですね。
息子はどこまでいくのでしょう。今は喫煙と朝帰り程度ですが、行くところまで行かないと戻ってこないのでしょうか。
ダメですね。ちょっと疲れています。