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お悩みNO.16298
若者教育支援センターさん
とらさんへ
「怒る」と「叱る」は違う!子どもを傷つけずに効果的に叱る6つの基本ルール 親は我が子のことを真剣に考えるあまり、 つい感情的になり、怒ってしまうものです。 しかし、イライラした感情をそのままぶつける「怒る」と、 子どもの成長を思って「叱る」のでは全く違います。 子育て心理学から見た「怒る」と「叱る」の違い、 そして、ポジティブ心理学ベースの効果的な叱り方についてご紹介します。 ■「怒る」と「叱る」の根本的な違い ・「怒る」とは、怒り手の感情を外に爆発させること ・「叱る」とは、相手によりよい方法を教示すること 似ているようで、全く違うことがわかりますね。 「怒る」はネガティブ、「叱る」はポジティブな色味があります。 子どもの困った行動に対し、親がガミガミと感情的に怒ると、 その場の雰囲気が険悪になるのはもちろんですが、 ダメージはその場だけにとどまりません。 1.トゲのある否定語が、子どもの自己肯定感や自己効力感を低下させてしまう 2.親からその感情的な対処法を学んでしまう という弊害も出てきます。 とくに「2」は、その子どもの人間関係にまで影響を及ぼす可能性があります。 例えば、 ・親が大声で怒鳴ると、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに怒鳴ればいいんだ」 ・親が叩くと、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに叩けばいいんだ」 と学び、お友だちとの日常に応用されやすいのです。 子どもを叱る場面というのは、親の問題解決能力を披露する場です。 お手本になる対処法を示してあげたいですね。 ■ポジティブ心理学ベースの叱り方 6つの基本ルール 【叱るときにやってはいけない3つのルール】 1.過去を引きずる:「いつもいつもダメなんだから」「毎回毎回同じことを言われて!」 2.叱る範囲をあれもこれもと広げる:「何をやらせても中途半端」「何も聞いていないじゃない!」 3.その子どもを全体否定する:「ダメな子ね」「なんて悪い子なの!」 叱る範囲を広げることで、叱りネタが何倍にも拡大し、怒りへと発展。 それが感情の爆発につながります。 【ポジティブに叱るための3つのルール】 1.いまのことだけを叱る:「いまの言い方はよくないよ」 2.目の前のことだけを叱る:「青いペンにキャップをしなさい」 3.その子どもの行動だけを叱る:「それは悪いことだよ」 子どもはよく困った行動をするものです。 それは悪いことかもしれません。 だからといって悪い子ではありません。 「いまの」「目の前の」「行動だけ」を叱るポジティブな叱り方なら、 子どもの自己肯定感を傷つけることなく、伝えたいことをしっかりと伝えることができます。 感情を出さずに、とは言っても 子どものことを一番に考えているからこそ 両親は怒ってしまいますよね。 もし「理不尽な怒り方をしてしまった!」 と感じたときは、まずは子どもに「ごめんね」です。 子どもの傷ついた心をその場で癒すことができ、 親も気持ちのリセットがしやすくなります。 その後は目線を意識的にほめポイントへ。 「できていないこと」ではなく 「すでにできていること」をうまくキャッチし、 そこを積極的にほめて、子どもの自己肯定感を満たしてあげましょう。 「叱り方のルール」と、「怒ってしまったら素直に謝り、ほめにスイッチ」 を、ぜひ今日から取り入れてみてください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「叱る」と「褒める」というのは同意語だ。 情熱や愛情が無いと、叱っても、ただ怒(おこ)られているというとらえ方をする。 (野村克也/元プロ野球選手・監督) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-06-08
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