不登校や引きこもりの子供・成年たちの為にフリースクールを全国に展開しております。
Navigation

投稿削除

お悩みNO.163
伊藤幸弘教育研究所さん
悩める父さんへ
悩める父さん はじめまして。 書き込みありがとうございます。 19歳の息子さんの素行に関してのご相談ですね。 まずは「お金」に絡んだ件ですが… 親のカードを持ち出し総額30万を引き出し遊びのために使っていたとのこと。 また以前務めていた会社でも会社のお金に手をつけてしまったんですね。 まず… どうしてそんなことをしてしまったのか! 何故、他人のお金に手をつけなければいけなかったのかを本人から聞き出す必要があるでしょう。 その上で身勝手な理由であれば 本人がどれくらい反省をしていて これからそんなことをしないためにどんな約束事を親と交わすかを決めるといいと思います。 「ルールを自分で決めさせてそのルールを守らなかったときにはどんなルールを設定するか!」 …これを「メタルール」といいますが そのメタルールも親と話し合いの上、出来れば本人に決めさせると効果的です。 そして! 学校に行っていない現実も含めて それらのことでお父さんがどう感じているかを伝えるといいと思います。 「メッセージの伝え方」についてお話しますね。 相手に何かを思いを伝えるときには 相手に「何を伝えたか」ではなく 「何が伝わったか」が大切です。 そうすることで子どもに対して 自分は親にどれだけ大切に思われているかを実感させてあげてください。 それを伝えるには「言葉」が大切です。 「これは言わなくても分かるだろう」 「恥ずかしくてこんなことは言えない」 …まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使って。。。 相手に思いを伝えたいとき! 「Iメッセージ」が効果的です。 相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。 「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」 コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。 例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。 そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。 僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。 これは主語が「あなた=YOU」ですよね。 「“お前が”うるさい!」 「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」 「“お前が”隣の部屋で見なさい!」 こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。 「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」 …これが「Iメッセージ」です。 ポイントは「行動」「影響」「感情」です。 行動→お前が大きな音でテレビを観ることで 影響→お父さんは集中して本が読めなくて 感情→困ってるんだよ その後に 「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。 「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。 これは心理カウンセラーがカウンセリングをする際にも使われますが 相手との信頼関係が構築されます。 ただし! これは相手がものの良し悪しが分かるということが前提です。 息子さんの場合はそれ以前のようなきもします。 その場合は父親がある程度「父性」を発揮して厳しい態度で接することも必要です。 暴力を肯定しているわけではありませんが もしも再び人様に迷惑を掛けるようなことがあれば 警察に捕まる以前に、父親である自分がお前を容赦しない! 鉄拳制裁も辞さない…という強い意思を伝えておく必要はあるとおもいますよ。
投稿日:2009-05-01
以上の内容を削除します。
削除用パスワード
掲示板トップに戻る