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お悩みNO.16625
若者教育支援センターさん
えみさんへ
「家庭内暴力の対処法②」 まず家庭内暴力の原因としては「子供返り=退行」が挙げられます。 子どもは親を自分の持ち物だと思い込み自分の言いなりにならないと爆発してしまう状態になります。 その場合、いくらおかしなことを言って来ても、またいくら忙しくても手を止めて子供の横に座りうなずきを忘れずじっくり話しを聴いて悪かったと思うことは素直に謝ることが大切です。 30分もあれば暴言は止まり翌日には何事もなかったかのようにケロッとしています。 親がいい加減に聞いていると子供の暴言は2~3時間続き、しまいには怒りがおさまらず夜中、親の寝室に来て朝まで暴言を聞かされたり、翌日も何時間も暴言を聞かされることになり、それがエスカレートして家庭内暴力へと繋がるのです。 子どもは話しているうちに大声になります。 その声が耳に入り余計に興奮してしまうのです。 また子供の言葉に反論してしまうと余計に子どもを怒らせることになります。 この退行を抑えれば、家庭内暴力に繋がりません。 それには身体接触は止めさせることです。 そのためには、「止めなさい」「イヤだ」とはっきりと言うことです。 また、家庭内暴力は家庭でしか起こりません。 家庭内暴力を起こす子どもは、学校や近所など第三者の前ではまったくそう言う面は見せずいい子であるケースが多いです。 したがって家に誰かを下宿させるという方法も考えられます。 また実際に暴力を振るわれた場合は100%拒否する姿勢を示すことが最も重要です。 暴力に対して暴力で対抗すると必ず復讐されます。暴力は暴力の連鎖を生むだけなのです。 前述の対処が無理な場合は親(ほとんど母親)が別の場所に避難することも検討してみてください。 その際は、子どもには必ずメッセージを残すことも忘れずに。 「○○くんのことは大切だけど暴力には耐えられないので家を出ます。母より」というメッセージで良いと思います。 そうすると、直後に子どもから電話が来るが携帯には出ないようにしてください。 出ても「テメー、どこ行ってんだ。必ず見つけ出してぶっ殺すぞ」と言われるのがオチです。 2~3日後に携帯やメールに「ごめんなさい」というメッセージが子どもから来ます。 時間を置くと子どもは後悔し反省するので「帰って来て」という電話が頻繁に入ります。 その段階で子どもとは毎日5分くらいは電話で話しをして2週間ほどしてから食事を作りに家に帰ります。 ただし食事を作ったらまた家を離れる。 子どもは母親の食事を食べて母のありがたみを改めて感じるのです。 また母親が離れることで「母親は本気だ」と言うことを子どもは感じ「今度、暴力を振るえば母親は二度と帰ってこない」と思うようになります。 1ヶ月で十分効果はありますが、一生の問題なので、出来れば2ヶ月の期間を考えた方が良いでしょう。 そして子どもに二度と暴力を振るわないと約束させることも必要です。 これで家庭内暴力は収まり再発することはないはずです。 ただし子どもが謝ったからと言ってすぐに戻ってしまうと「どうせ暴力を振るってもまた謝れば戻ってくる」と言う思いが植えつけられてしまう危険性もありますのでご注意ください。
投稿日:2018-08-28
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