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お悩みNO.16731
若者教育支援センターさん
はははさんへ
子どもの自我を伸ばす方法 ※以下は4歳児について書いていますが、思春期以降の子どもにも十分に共通して言えることです。 子どもの自我が芽生えてくるのは4歳代…といわれます。 そのキーワードは…「見守り、共感する」 まず…4歳児の特徴として、この頃になると友だちに関心を持つようになり、親がついていなくても子どもだけで遊べる時間も増えます。 また4歳の後半になると「順番」「約束」が理解できるようになり、相手の気持ちも分かるようになって自分の自分をコントロールする力を身につけ始めます。 子どもがこれらの力を自分で試して育てていくには、親が少し距離を置いて待ってあげることが必要。 「親」という字は…「木」の上に「立って」「見る」と書くように、子どもの行動を見守ることが大切な時期だと思います。 今までは子どもと手をつないで出掛けていた散歩も、これからは子どもの後をついていくという姿勢も大切かもしれません(もちろん安全の確認は怠らず!)。 そうすると子どもは自分で面白いものを見つけてそれを教えてくれるようになります。それも親としては楽しみのひとつ。 育児書などで、「幼児にはたくさん刺激を与えると子どもは伸びる!」…ということから親が子どもにあれこれと体験させて子どもの行動に対して「よく出来たね」と声を掛けるケースが少なくありません。 でもこれは「共感」ではなく「評価」。 常に評価を与え続けると子どもは親の評価ばかりを気にし始めてしまいます。 「ママやパパが喜ぶことが自分のしあわせ」と思うようになってしまう可能性もあるのです。 大切なのは…「自分の人生は自分が主人公!」という感覚を養うこと。 ほめてあげることはもちろん大切!でもこの「評価」は時として子どもにとって必ずしもありがたいことではないのです。 だから親が「あれをやってごらん、これをやってごらん」と働きかける必要はありません。 子どもは今の自分に必要な活動を自分で選び自分で自分を成長させる能力を持っています。 大切なのは子どもが安心してやりたいことが出来る自由な環境を用意した上で、「この子は今、なにがしたいのかな?」と見守る、そんな関わり方。 もちろん、子どもが親とのコミュニケーションを求めているときには、見守ることから応じることに切り替える必要もあります。 その際も子どもが何かに夢中なときには干渉せずに一歩引いて! そして何かを成し遂げたときには…「じょうずね」…ではなく「やったね!」…と一緒に喜ぶといいかもしれません。 まとめると… ・子どもが興味を持ったことを一緒に楽しむ。 ・いろいろなことが出来るような環境を用意してあげる。 ・「ほめる」よりも「一緒によろこんであげる」
投稿日:2018-09-13
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