部屋の掃除をしていたら、アルバムが出てきました。娘が産まれた頃から、小学生の頃の写真がありました。二冊目は、中学生から、成人式、今の写真がありました。赤ちゃんの頃は、初めての子育てで、すごく大変なことを覚えています。何もかもが遅く、首が座るのも、歩くのも遅かったです。しゃべるのもすごく遅く、心配しましたが、4歳ぐらいから、すごく話すようになりました。自分のことばかりしゃべって、私の話を聞いてくれませんでした。この時から発達障害の傾向があったんだなと思いました。ぎこちない歩き方をしていて、幼稚園の頃に歩き方を真似されて、親としてはつらかったです。娘は幼稚園でも、いじめにあいました。小学生になり、いじめはエスカレートしていきました。勉強が他の子と差が出て来て、ついていけなくなり、周りの子達から、アホの子、脳足りん、知恵遅れと言われていました。いじめのことを、担任の先生にも相談しましたが、何も解決しませんでした。当時は、発達障害という、診断名がなかった時代でした。中学生になり、他の子との差が開き過ぎて、周りの子達は大人になっていくのに、娘は、まだ、幼い子供のままでした。いじめやからかいがひどかったです。高校生になり、心を閉ざし始めました。学校で一言も発せなくなりました。いじめはやみませんでした。高校を卒業後は、役者の学校に通いました。娘には、友達が一人もいません。成人式の写真を見ても、運動会や文化祭の写真を見ても、一人で写っています。娘は、友達が欲しかったんです。周りの子達に、娘と友達になる子は、いませんでした。思いやりのある優しい子がいてくれたら、ちびまる子ちゃんに出てくる、たまちゃんみたいな子がいてくれたら、娘は楽しく学校に通えたと思います。つらくて、文章が変になっていたら、すいません。
