昨日息子は久しぶりに友達の家に遊びに行きました。2月の始めごろ、クラスにどうしても入れないと学校を休むようになる前まで仲良くしていた同じ部活の子です。
その子とまたこうして付き合えるようになったことは、とてもうれしいことでした。なぜなら、いじめをしていた子達が、その子の携帯を使って、息子の携帯に「学校を辞めろ」というひどいメールを送りつけてきたことが、息子を最後に深く傷つける出来事だったからです。その子は「自分が書いたんじゃないからごめんね」とすぐに言ってきたようですが、息子は「もう誰も信じられない」と言っていました。返信もしなかったのではと思います。
その子は息子が傷ついていることは心の中では十分わかってくれているだろうな、と思っていました。
もし、学校やその子の親に頼んで問い詰めれば、卑怯なメッセージを書いた本人を特定できたはずなので、それをしなかったことはずっと心残りでしたが、今2人がたぶんわだかまりなく付き合えるようになったのは、そのとき耐えたおかげなのかな、とも思います。
もう中3ですから試合が終わり仮引退する時期ですから、部活もなくなり少しゆっくり遊ぶ時間もできたのでしょうか。
一時は、このままずっと家にいて一生笑うこともなく、誰とも接しないで過ごすのだろうかと思っていたので、その頃を思うと、信じられない思いです。
家では相変わらず無愛想なので実感がわかないのですが、学校では家では見せないしっかりした自分も取り戻しつつあるようです。
家に閉じこもっている生活にはもう戻りたくないと思っているのがわかります。
父親との中は、息子のほうが避けているのでぶつかることもなく、進展もせずです。
高校へあがれるように勉強はしないといけませんが(でないと、来年居場所を失ってしまいます)、そちらはまだ、遅々として進んでいない、そんな状況です。