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お悩みNO.2185
伊藤幸弘教育研究所さん
risuさんへ
お久しぶりです。 相変わらずご主人の叱り方には閉口してしまいます。 以下は以前別のサイトで書いた内容です。 中学生に対するものではなく、幼児に対する「叱り方」を書いたものですが、ご主人にとって参考になれば・・・。 自信の芽を摘まない「叱り方4ヵ条」 日々カウンセリングをしている中で特に多い相談が…「子育て!」 特に2?3歳児の子どもを持つ母親からの相談は切実。 今までは何でも言うことを聞いていた我が子! 「最近はまったく言うことを聞かなくて。。。」 そんな2?3歳児の子どもとの接し方! 子どもの自信の芽を摘まない「叱り方」4ヵ条。 ●「叱り方 その1」 ?「人格」を否定せず「行動」を注意する! 例えば…お友だちに意地悪をしたとき。。。 ×→「お友だちに意地悪をするなんて悪い子ね!」 ○→「お友だちに意地悪をすることは悪いことよ。」 叱るときは行動を叱る。 悪いのは「したこと」であって「それをした子」ではない。 人格を否定するようなことはしない方がいい。 それを意識していないと… 「悪い子だね!」「○○くんは乱暴だね!」などとうっかり言ってしまいがち。 大人が人格を否定されたら傷つくように子どもも傷つく。 更に子どもは「自分は悪い子なんだ」と劣等感を持ち 「自分は悪い子だから自分のことが嫌いだ」と自信を失い自己肯定感が育たなくなる。 ●「叱り方 その2」 ?「永久言語」ではなく「一時言語」を使う! 例えば…食事中に集中せずごはんをこぼしたとき。。。 ×→「いつも、いつもごはんをこぼして!ちゃんと見て食べなさい!」 ○→「(うっかり)こぼしちゃったのね。ちゃんと見て食べようね。」 「いつも」「必ず」「絶対」「みんな」などの言葉を「永久言語」 「たまたま」「珍しく」「時々」「うっかり」などの言葉を「一時言語」という。 叱るときに永久言語を多用していると子どもの心理としては 「自分はいつもできない」「自分はみんなより劣っている」と思い込んでしまう。 でも本当は「いつもできない」ではなく「まだできない」のはず。 また「みんなはできるのに」ではなく「できる子もいる」程度だろう。 叱るときは… 「(うっかり)そういうことをしちゃったんだね」 「(たまに)こういうことをしちゃうことがあるね」 …という一時言語を使うように心掛けたい。 ●「叱り方 その3」 ?「感情的」に怒らず「冷静」に諭す! 例えば…テーブルに落書きをしたとき。。。 ×→「どうしてそんなことするの!もういい加減にしてよ!」 ○→「テーブルは描いちゃいけないところなんだよ。次は紙に描こうね」 感情的なってしまうと「叱る」ではなく「怒る」になりがち。 怒りがエスカレートしそうなときは子どもから離れて落ち着いてから叱る。 親が怒ってばかりいると子どもは怒ることで他人を制御しようとする子になる可能性がある。 また勢い余って「もうそんな悪い子はうちの子じゃありません!」などは絶対にタブー! 2?3歳児の言語理解力では「例えの表現」だとは分からずに そのままの意味として捉えてしまう可能性が高い。 「そんなことするとお友だちに嫌われるよ」などと脅すような言葉も その意味を素直に吸収して萎縮してしまう。 萎縮して周囲の顔色ばかりうかがうようになってしまっては自信も芽生えない。 ●「叱り方 その4」 ?「命令」は「提案」に言い換える! 例えば…出かける前におもちゃを片付けないとき。。。 ×→「もう出かけるわよ!さっさとおもちゃを片付けなさい!」 ○→「そろそろ出かけたいからおもちゃを片付けようか」 いつも命令口調で子どもを強制的に従わせていると 子どもは指示されないと動けない、いわゆる「指示待ちの子」になってしまう。 あるいは親を真似て他人に高圧的な言葉を使うようになる。 子どもにさせたいときは出来るだけ提案型で伝える習慣をつけた方がいい。 「お片づけしないとママ困っちゃうんだ」と分かりやすい言葉で納得をさせるのも良い。 または…「○○がいい?それとも××がいい?」と選択肢を与える。 「自分で決めた」と感じさせる経験を積ませるのも指示待ちの子にしないための方法だ。
投稿日:2013-07-09
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