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お悩みNO.2751
伊藤幸弘教育研究所さん
コナンさんへ
今まで娘さんと一緒に多くの涙を流されてきたんですね。 いろんな相談所でうまくいかず喪失感の中から孤独感が強くなり悲しい想いをされたことかと思います。 そんな中でここを選んでいただき書き込みをしていただけたこと、嬉しく思います。 コナンさんはここで「理解されることの喜びの大きさ」を実感していただいたのかと思います。 是非、娘さんにもその喜びの大きさをかんじさせてあげてください。 さて、過保護と過干渉の線引きです。 過保護も過干渉も「過ぎる」ことには変わりません。 保護が過ぎる、干渉が過ぎる。 この違いは、過保護は子どもが望んでいることをやってあげすぎることです。反対に過干渉は、子どもが望んでもいないことをやりすぎることです。どちらも、やリすぎることですが、望んでいることをやりすぎることと、むしろいやがっていることや望んでもいないことをやりすぎることでは、大きな違いがあるように思えます。 過保護は子どもを育てるうえで悪い育児の代名詞のようになっています。「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。子どもは主として母親をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。一方、過干渉はどうでしょうか…。幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。 コナンさんの娘さんは必ずいい方向に向かいます。 それを信じてこれからも一緒に考えていきましょう。
投稿日:2013-12-23
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