「I love you because you are you」
この言葉はアメリカの心理学者・カール・ロジャースの言葉です。
彼は現代カウンセリングの礎を築いた人と言われています。
そして、上記の言葉はカウンセラーがカウンセリングをする際の基本姿勢でもあります。
直訳すれば「私はあなたを愛しています。なぜならばあなたはあなただから」
要するに「あなたはあなたのままでいいんですよ」という意味です。
子育てにも通じますよね。
自分の子どもを愛するのに理由や意味や、ましてやテクニックなど必要ありません。
「言うことを聞くから」「成績がいいから」「いい学校に入っているから」そんな理由で子どもは愛しませんよね。
同様に「自分の体を傷つけないから」「酒やタバコをしないから」という理由で愛する親もいません。
子どもの存在自体を愛する!
「生まれてくれてありがとう」の精神です。
そのスタンスで子どもを愛することができればタトゥーを入れたり、酒タバコをしたりする行為を怒るのではなく、叱るというスタンスで諭すことができるでしょう。
今、父さんの「親力」が試されています。