はじめまして。
小学校6年生の娘さんに関するお悩みですね。
相談の書き込みありがとうございます。
外では「いい子」なのに家では言うことを聞かず、腹が立っていつも親子げんかになってしまうとのこと。
確かに外ではいい子なので家では大目に見てあげたくても、あまりにも聞き分けがないと腹も立ってきますよね。
「どうしたら、心広く見守ることができるでしょうか」というお気持ち分かります。
「I love you because you are you」という言葉があります。
これはアメリカの心理学者で現代カウンセリングの礎を築いたと言われるカール・ロジャース博士の言葉です。
直訳すれば「私はあなたを愛しています。なぜならば、あなたはあなただから」となります。
カウンセラーがクライアントに対して持つべき基本姿勢でもあるこの言葉は「あなたはあなたのままでいいんですよ」という意味です。
誰かを愛するのに理由はいりませんよね。
我が子に対しても同様。
「成績がいいから」「聞き分けがいいから」「早く寝るから」「ご飯を親が思う時間に食べるから」…ではありませんよね。
子どもの存在自体が愛するに値するからです。
腹が立ったときに一瞬だけそれを思い出してください。
そして、お子さんが生まれたときのことを思い出してください。
腹の立つ行動…自分が子どもの頃していなかったかを思い出してください。
「子ども叱るな来た道じゃ、年寄笑うな行く道じゃ」という言葉があります。
外でいい子はもしかしたら親や大人にとって都合の「いい子」かも知れませんよ。