いつもアドバイスありがとうございます。
ゆっこ様。丁寧で温かいコメント、嬉しいです。賢い息子・・・そんな風に見たことはなかったです。
先日、回線をなぜか?復活させてパソコンでゲームやドラマを見ていましたが今までと違い、動きが遅い事に腹を立て、「くそっ」「イライラする」「なんだ、これ」などぶつぶつ言いながらパソコンの前にいました。
結構イライラ全開だなあと思った次の瞬間、「ガン!」と音がして、振り返ると液晶画面が見事に割れていました。私は何も言いませんでした。
本人も悪びれた様子もなく、知らん顔でその場にいましたがさすがに無言の重い空気に耐えられなくなったのか、私を睨みつけながら、ドアや階段の壁に八つ当たりしながら自室へとこもりました。
その夜、私も怒りや不安・寂しさ、情けなさ、色んな思いが涙と共にこみ上げてきて、眠れずにいました。夜中3時くらいに息子の部屋をみるとまだ電気がついていました。
パソコンもゲームもなく、暖房器具もない部屋で布団にくるまり、天井を見つめながら静かな部屋で独り・・・何を思っているのだろうと考えると不安そうに目を開けている息子の顔が目に浮かんできて悲しくなりました。(実際は寝ていたかもしれませんが…)
本当は気が弱くて自信がないのに、プライドが高くて負けず嫌い。本当は寂しいのに独りで平気と強がって素直に人に甘える事が出来ない。そんな息子は、私そっくりだという事にその時初めて気づいたのです。(遅いですが)
親の私が、自分に自信がなく、不安を抱えていては子供が迷い、不安になるのは当然だったのかもしれません。
次の朝、まだ部屋の電気がついていたので「朝ご飯、食べない?」と声をかけると「食べる」の返事。何ヶ月ぶりかに3人でそろって朝食を食べました。前夜の荒れた姿とは別人のように穏やかに、おかわりまでして…本当にうれしかった。
食べながら何度も時間を気にしていたので、「せっかく起きてるんだし、学校行ってみたら?」と言うと「あんなとこ、もう行かない」「分かった。でも受験はどうする?」「受験はする。高校からは違うと思う」と。最後声が小さくよく聞こえませんでしたが、私には高校に入れたらやり直せる、という意味に聞こえました。
仕事のため、家を出た後にメールで
「○○の事が心配でお母さんはたくさん悩んだけど、悩んでる間、○○はもっと辛かったよね。でももう悩む事はやめにします。きっと○○は大丈夫って信じているから。でも辛い時や迷った時には力になりたいから相談してね」と言いました。面と向かうと涙が出て言えなさそうだったから。
数分後、「分かった」と一言返事が…
そして午後すぎ、「学校へ行ってきた」とメールが!!「行かないって言ってたのに、頑張ったね」「お腹すいたから行っただけ。給食食べて今日は下校だったけど」「それでも行っただけえらいよ」「まあね」こんなやり取りをしました。
ようやく息子には息子の息子なりの人生があるんんだなと思えてきました。それがどんな道でも、支えたい。そのために今の全て受け入れようと思う気持ちです。・・・非行もエスカレートするかもしれません。まだまだ困難は続くと思います。
でも『ゆっくりでも一歩』、今はやっとそんな気持ちです。
PS.ゆっこ様
前の「もう出て行ってもかまわない」はもちろん、本心ではありません。
感情的になってしまう短所はやっぱり親子似ているのでしょうね、反省です。
まだしばらくは、ここでお世話になると思います。
けれど、この場には本当に感謝しています。
とても心強く思っています。
本当にありがとうございます。