伊藤幸弘教育研究所様、
ゆっこ様、
あたたかいお言葉、アドバイス、ありがとうございます。
私には、声を掛けてしまうことの方が簡単で、【見守る】って難しいです。
本当に大切なことだけを伝え、後はだまって見守ろうと心に決めていても、目に入ってしまうと、つい口にしてしまっている自分がいます。今日も余計な声掛けをしてしまった、っと反省の毎日です。
幸い?って言ったらおかしいかもしれませんが、うちには三男がいるので、上の子のことで、どっぷり落ち込んでいる時間がないのが、ある意味救いです。
人質にとられている・・・という母の教えから、これまで学校には「お手数をおかけしました。どんな理由があろうと“迷惑をかけた”“手をだした”うちの子が悪いです。」と、客観的に、そして社会的に対応し、子供にもその様に注意してきました。また、トラブルに首を突っ込んでしまう次男については、「先生がうちの子のことをよくわかってくださっているので、とてもありがたいです。」といわゆる低姿勢でやってきました。
しかし、長男の不登校の原因となったトラブルの時には、相手から、暴言、差別的態度を何度も受けたことが、発端にもかかわらず、私の発言がこちらの足元を見られたような形となり、結果、手をだしてしまった長男だけが悪者扱いされてしまいました。
長男の味方になってやり、手をだしたことは悪いけれど、きちんとこちらの言い分も伝えなければいけなかったんだと思い知らされた一件でした。
そんな長男は、中学には行っていませんが、高校には行きたいと、12月から動きだし、2月の受験を考えていたら、高校側から自己推薦枠で受けてみないかと言っていただき、その話しの4日後に願書提出、その1週間後に受験という緊張感もない状態で、全く勉強していなかたので本人も親もダメだと思っていたのに、幸運なことに合格をもらいました。
今は、「卒業式には出るよ。終わりよければすべてよし。でしょ。」なんて言っています。本人もほっとしたのでしょうね。「“学校に行きたくないのなら、行かなくていい”とお父さんお母さんが言うから、俺、その言葉に甘えちゃって、今も行った方がいいよな?って思うけど、まぁ行かなくてもいいか・・って思っちゃうんだよ。高校生になったら、ちゃんと学校行きなさい。って言ってくれ」と言われました。(えぇーです!!!)
行き渋りだした初めのころには、「行きなさい」って言っていたけれど、無理だったから、お父さんもお母さんも「行かなくてもいいよ」に気持ちを切り替えたんだよって話したら、「そうだっけ?」と笑っていました。今のだらけた生活を見ていると、ちゃんと高校に通えるのかどうか不安はありますが、その時になって無理だったらまた考えればいいと長男については思えるようになりました。いろいろありましたが、今では明るい不登校です。
次男はもう暫く時間がかかるでしょうが、見守りたいと思います。