不登校のお子さんを持つ親御さんの仕事に関するご相談は少なくないです。
翠さんと同じように悩んでいる親御さんって他にもいらっしゃるのですよ。
その場合、我々は次のように助言しています。
「仕事に就くことは悪いことではありません」・・・と。
経済的な理由もありますが、子どもが不登校だからと言って四六時中お子さんと一緒にいる必要はありません。
親だってストレスが溜まってしまうのでずっと一緒にいてイライラした顔を見せるよりも、仕事のために外出してリフレッシュした方がいいのです。
お子さんも自分一人で自分を振り返る時間も必要だと捉えましょう。
それは子どもを見放したとか、見捨てたではないのです。
むしろ、そのことをお子さんに理解してもらうようなコミュニケーションが大切なのです。
「お母さんは仕事に出るけど、決してあなたのことを見放しているわけではないんだよ。会社にいるときだってずっとあなたの事を思っているからね」・・・と。
そして、帰宅後や休日は中味の濃い時間を共有するのです。
旅行など大げさなことは必要ありません。
二人で散歩に出かけたり、他愛ない会話を楽しんだり。
それを意識してみてください。